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河童の皿箱
2024-11-23 22:29:49
4518文字
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遊戯王:短め(2024年度)
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もしも時間を遡れたのなら
キスキルリィラ→R-ACE→ダイノルフィア→M∀LICE→電脳堺→P.U.N.K.→クロノダイバー
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『もしも時間を遡れたのなら』。文字の羅列を齧った黄色の鼠は、何気なく、そんなワードを拾い上げた。空に無数に開いた“穴”から顔を覗かせた桃色兎に齧ったそれをぽいと投げ捨てて、鼠はまた“穴”の箇所を収集しては、繋ぎ止めて束ねる。“穴”を見つけるのが上手い兎が集めたそれを、紫色の猫がにやにや笑って集めては、目に留めた。“穴”探しの手を止めることもなく、猫はおもちゃにじゃれつくように、それをぽいとまた鼠に投げ返した。「
…
そんなの渡されても困るんだけど?」、眉を顰める鼠の姿に、「いいじゃん、ちょーっと答えてくれればそれでいいんだしさぁ。ケチケチしないでよ」と猫。けれど歯向かえばどうなるか、目に見えている。鼠はティーカップを手にもってため息をついた。「ほら、そんなのよりこっちのほうがいいんじゃないの?」。おもちゃを取り上げて、鼠は新しいおもちゃを手渡した。「どれどれ
…
ほうほう。へー、あいつらもやるじゃん?」。猫は機械恐竜たちによって炎上する街の映像を眺めては、ニヤニヤと。そうしているうちに、兎が大慌てで帰ってきた。「女王様のおなりだよ!」と。さんざん明けに開け放った“穴”のひとつから、ハートを背負った女王がしゃなりしゃなり。ふと、鼠の手にあった小さな言葉に目を止めた。「ふぅん、それが今の流行り?」、問われれば、兎は恭しく答えた。「もちろんですとも女王様。ところで女王様は
……
」。
そんなもの、決まっている。そういわんばかりに高笑いをこぼし、ありとあらゆるものを嘲笑した。『もっともっと、“穴”だらけにしてあげるの。あたし達が全てを掌握できるほどにね?』
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