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芹沢亀吉
2023-12-13 12:24:07
9877文字
Public
菊タブー
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シン・門長再誕
2023年1月3日~1月7日にかけてTwitterに投稿した暴虐な軍国主義者、楠木武が恥をかく物語の通算80話目の加筆修正版をPrivatter+に投稿してみた。衝撃の結末は必見。
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渋谷の市街地を破壊していた突然スクナが動きを止め濃硫酸の散布もしなくなったため人々はキョトンとしている。
「あれ?これもう大丈夫なやつ?」
「油断するな!また動き始めたらどうするんだ!」
渋谷の人々が困惑する中EC-225LPが渋谷スクランブル交差点に着地し、義仁並びに覆面姿の楠木が降りてきた。
「殿下、いや陛下だ!門長総理もいるぞ!」
まだ正式に即位していないにも拘わらず義仁は既に世間から今上天皇と認識されている様子。
ざわつく大衆に対し楠木が門長の声でこう言った。
「皆様もご存知の通りあのロボットを操縦しているのは広池です。確かに彼がしたことは断じて許されません。しかし総理だった私を外相として支えてくれたのもまた事実であります。そこで陛下と私が今からあのロボットに乗り込み投降を促します。」
楠木の発言を受け一層ざわつく大衆に向かって指揮者の如く両腕を動かし静まるよう命じるあたり、義仁が自分には大衆を制する威光があると自惚れているのは自明。
「者共静まれ!朕と門長がこうして腹を括ったのだからそなた達も腹を括らんか!朕には天照大神のご加護があるしこの門長は奇跡的に蘇った身故心配は無い。そなた達はここにいる自衛官達の指示に従い早く避難せよ。」
危険を顧みず広池の説得を試み他の人達には速やかな避難を促す義仁と「門長総理」に心打たれ、渋谷の人々は自衛隊の指示に従い速やかに現場から立ち去った。当然ながらこれは自作自演故義仁及び門長に成りすました楠木には何の危険も無く完全な茶番劇だ。
このクサい茶番劇には
①自衛隊の指示に従順な市民を増やし有事の統制をやりやすく。
②義仁並びに「門長総理」のカリスマ性を強調。
③現場から大衆を遠ざけ次の茶番劇を直接目撃させない。
という義仁並びに楠木の意図がある。果たして次の茶番劇はどうなることやら。
人々が去り静まり返った渋谷の現場にいるのは義仁と楠木、そして事情を全て知っている湊川と乃木の4人。
「陛下、楠木総理、こちらへ。この辺りの監視カメラは全て停止中です。」
周囲に誰もいないのを確認し、4人はスクナから少し離れた場所に停車中の輸送防護車に乗り込んだ。このオーストラリア製装甲車はイラク戦争等に投入され地雷並びに即席爆発装置(IED)への高い爆破耐性は実証済み。輸送防護車の車内に隠れスクナの遠隔自爆をやり過ごし「大爆発に巻き込まれても奇跡的に生き残った義仁と門長(のフリをしている楠木)」を喧伝、口髭を生やした腐れ外道2人が思い描くこの筋書ははっきり言ってクサい、クサ過ぎる。
「さあ広池一雄、この楠木を愚弄し続けた報いとして今から貴様は夜空の星となり末代まで極悪人として語り継がれるのだ、くたばれ!」
そう言ってリモコン操作しスクナを自爆させようとした楠木ではあるものの、何度自爆ボタンを押してもスクナは自爆しない。
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