ひろっぷ
2022-01-19 16:52:35
5400文字
Public 第五 ハス探
 

じゃしんとぼく④

ハス探。砂糖多め。ほぼ会話文。



【妙に甘い】

『ここ最近、そなたは書物を読み漁っておるな』
何。体を動かせとか言うの」
『天邪鬼は健在か。知識を増やすのは良い事だ。何も否定せん』
「そう。………
『なんだ、こちらを見て』
「いいや。出ていかないのかと思って」
『我の好きにさせてもらうと以前言ったな』
「そうだった。そうだったね」
………。それ以上に、読みたいか』
「え?」
『書物』
「あ、あぁ、うん。あるなら」
『よかろう』
「?」
『瞳を閉じろ。数秒の後、開けよ』

……………

……!!な、にこれ。なんなの
『我の所有する書庫よ。否、我の有する知識そのものだ。得ればそれだけ増える。ここはその貯蔵庫』
「こんなの僕に教えていいの?変な事に使っちゃうかもしれないよ」
『そなたがか?あり得ぬな』
「馬鹿にしてる。ねぇ、オススメはないの」
『好きに読んで構わん』
「違う。馬鹿な僕にも読めるのが欲しい」
『根に持つのも相変わらずか。いいだろう。確と知識を蓄えよ。探究心のある者は我の好みぞ』
………あっそ」