ひろっぷ
2022-01-19 16:52:35
5400文字
Public 第五 ハス探
 

じゃしんとぼく④

ハス探。砂糖多め。ほぼ会話文。




【一瞬の夢であれ】

「僕、鉱山で働いてた時は一人で星を見ていて、その時はただ綺麗だなと思ってたんだけど」
『あぁ』
「あなたと見るようになって、悔しいけど楽しいと思うようにもなったんだ。悔しいけど」
『一言余計だな、そなたは』
でもね」
『?』
「寂しいのもある。僕がいなくなったらあなたはどうするのだろうとか………。ううん、今はいいか」
『言え』
「だって」
『今言わず後悔するのはそなただぞ』
(自分もなくせに)
僕がいなくなったら、空は見ないで。星を、見ないで」
……
「僕がいなくなったら、僕を忘れて」
『それは我が決める事だ』
「うん。だから僕からのお願い。あなたなら、きっとそうしてくれる」