ひろっぷ
2022-01-19 16:52:35
5400文字
Public 第五 ハス探
 

じゃしんとぼく④

ハス探。砂糖多め。ほぼ会話文。



【年の瀬】

「今年も変わらず荘園生活か。いつになったら出られるんだろう」
『さてな。我には関係のない事ゆえ』
……
『どうした』
「え、あ、いや。なんというかあなたの目的とか聞いた事ないなって」
『我にとってここは娯楽の一つよ。目的といえばそれであろうな』
「ふうん」
『まぁ』
「?ん、なに。くすぐったい」
『そなたのような変わり者と出会えたのは幸運。ここに来たのも悪くないと思っている』
「!あなたは時々突拍子もない事言うね。嫌いじゃないけど」
フ』
「次の年も世話になってあげるよ、邪神さま。勝手にいなくなるなんて馬鹿な真似はやめなよね」
『精々生きながらえる事だな、探鉱者よ。我の目が黒いうちは楽に死ねると思うな』
ずるいよ、その返し」