Privatter+
Font
Serif
Sans Serif
Color
Light
Dark
auto
Font size
Large
Medium
Small
Language
Japanese
English
Sign in with Google
Sign in with ID and password
Account ID
Password
Sign in
Forgot password?
Create account
望月 鏡翠
2023-07-02 11:31:41
17630文字
Public
リアタイ
Clear cache
灰は灰に
ウルフレグニ/グレイハウンドの過去 1/#DRE_C_享楽主義
1
2
3
4
5
6
7
グレイは、モリアーティさんが話をしたいといってきたとうれしそうに、報告してきた。その日のために、仕入れてきたとうれしそうに銃を見せてくれた。
予め決めてあったことだ。
探りを入れてくる人間がいたら、そいつを始末する。そのために準備をしてあった。
きっと、あの人は殺されてしまう。
許してください。
神に祈る。
死にたくないんです。殺されたくないんです。幸せじゃなくてもいいから、ただ平穏に暮らしたいだけなんです。
過去にやったことを全て忘れて、放っておいてくれればいいんです。
どんなに祈っても、グレイはどこまでも追いかけてきた。犯罪歴は消えなかった。
あの日の夜、グレイはモリアーティの家に出かけていった。
ベッドに潜り込んで、ブギーマンを怖がる子供みたいに、震えていた。眠りたかったけれど、眠ることはできなかった。
いつグレイが、玄関の扉を叩くかわからない。ドアを開いたら、銃を突きつけるのだ。
お前はもう用済みだと告げるのだ。
震えていると、携帯が鳴った。グレイからだとすぐにわかった。画面にもグレイと表示されていた。
『こんばんは。全て終わりましたよ』
酷く穏やかで丁寧な言葉遣い。
その声は紛れもなく、アッシュ・モリアーティのものだった。
1
2
3
4
5
6
7
Reaction
If you make a mistake, you can cancel it by pressing the reaction.
Custom color
Reset color
広告非表示プランのご案内