こわれやすいものを腕に抱き
足手まといになったらどうか捨てていってくれと頼む三郎と、どうか捨てさせないでくれと願う雷蔵の話。
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雷鉢
ふたり静か
「やあ、どうした」「おまえが遅いから、迎えにきたんじゃないか……」
忍務帰りの三郎を迎えにいってやる雷蔵の話。
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雷鉢
灰になっても
「ねえ雷蔵、私が死んだら、きれいに焼いて埋めてくれる?」
思いつきで問いかけて、雷蔵の逆鱗をうっかり踏み抜いちゃった三郎の話。
Public
雷鉢
どこかで涙の落ちる音
幾筋も涙がすべると、その膚は透いてしまうものなのだろうか――それとも。
夢の中で泣きじゃくっている子どもの、幼い頃の三郎を見かけた雷蔵の話。
Public
雷鉢