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柚子茶
2026-04-05 20:58:02
4000文字
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私とリオルシリーズ
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先生とだいばくはつ
番外編みたいなお話
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閑話休題。凍ってしまった思考を叩き起してパンフレットを読み進めると、ページは監督とメインキャストのトレーナーのインタビューに。
なんとこの映画のきっかけは、メテノの自爆癖らしい。メテノをボールから出すと必ず自爆してしまうため、日中はボールから出さず、深夜誰もいない浜辺で散歩と自爆をするの日課だったという。なんて物騒な日課だ。そこで出会ったのが、監督である。
当時スランプを脱するために夜な夜な徘徊していた(原文ママ)彼は、突然の光と轟音で心理的にも物理的にもギガインパクト級の衝撃を受けた。そして、心底楽しそうな顔で落下するメテノの姿を目の当たりにし、インスピレーションが湧き上がったのだそうだ。
スカウトしたはいいが、撮影中もメテノの自爆癖は止まらない。というのも、メテノの自爆癖はストレスからではなく「楽しいから爆発したい」という理由からだった。撮影を楽しんでいるのはいいが、毎度自爆していたのでは撮影が進まないし、何より危ない。
そこで白羽の矢が立ったのが、大道具スタッフのパートナーであるニョロゾだった。今回の大抜擢で、ニョロゾが演技に興味を持ち、トレーナー共々大道具スタッフをしながら役者の勉強も始めたようだ。
メテノはメテノで、強烈な「だいばくはつ」が評価され、特殊効果チームの一員として正式にポケウッドに就職したらしい。よくよく考えてみれば「バトルが専門でもないのにを使える高レベルのポケモンを育成して、更に安全管理までできる無所属のトレーナー」というのは、中々稀有な存在だ。そんなのがいたらそれは是が非でも引き込みたいだろう。
悩みの種であったはずのメテノの困った癖が、一人の人間の暗雲を吹き飛ばし、一人と一匹の道を増やし、自分とパートナーの天職まで手に入れた。正に運命的な出会いである。
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