こあらん
2026-03-31 00:25:04
21643文字
Public ロベシエ
 

オレのモノになってくれ/ロベシエ(R18)

肉体関係はあるけど付き合っていない。
シエテのある言葉がきっかけでロベリアが動く話。

人によっては、解釈違いがあるかもなので、いやな予感がしたら回れ右でお願いします。



 くちゅくちゅといやらしい音が部屋に響き渡る。シエテの無意識の抵抗であった十天衆の鎧はロベリアによってあっけなく剥ぎ取られ、シエテの身も心もを晒された気がした。
 鎧姿のまま何度もロベリアに抱かれた事があるのだ。彼にとっては、シエテを脱がす事など造作もない事だった。シエテはそれを、どこか諦めながら受け入れていた。

「あっ、ろ、ロベリアぁっ」
 ロベリアの太く、長い指がシエテの中をゆっくりと撫で回す。中はもう、すっかり慣らされてぐずぐずだ。小さな刺激ですら快楽として拾い、ロベリアの指ですら優しく包んで離さない。中をゆっくり撫で回される度に、シエテの腰がもぞもぞと動いてしまう。
「うっは、あっうぅっ、だだめぇっ」

──また、また流されてしまった!今日は絶対に断らないといけなかったのに...! 

 そう頭で思っても、ロベリアの勢いに飲まれ、結局いつもの様にロベリアからのキスや愛撫を受け入れてしまっている。
 シエテの心とは裏腹に、シエテの身体はロベリアに触れられる度に歓喜に震え、腹の奥の燻りが昂ってくる。更なる快楽を、ロベリアを求めてしまい、腹の奥の疼きが収まらない。
 
 それにしても、今日のロベリアはやっぱり変だ。ずっと無言で、硬い表情のままシエテの身体を撫で回している。いつもなら甘い言葉を囁きながら、蕩けそうな笑顔でシエテを見つめてくれるのに。普段とはかけ離れた様子がシエテの不安を覆い、身体の昂りとは裏腹に心の奥が冷水を浴びたような気持ちになる。なにがロベリアをそうさせているのか気になって仕方がない。
「あっ、うん、なんっで!?」
 羽でなぞるような愛撫で、快感がゆっくりと上り詰めていく。気持ちがいいのに、絶頂に届かない緩いもので、焦れったくて仕方がない。まるで拷問のようだ。先ほどからロベリアはシエテの一番感じる場所を避けながら、指を突き立てる。時には強くぎゅっと押し、時には優しく円を描くように──。身体はもう既に茹で上がっていてもどかしく、もっと強い快感を求めている。それでも、ロベリアの様子がおかしいのがなんだか辛くて、思わずロベリアの方に目を向けた。

……キミと団長がどんな音を出すのかと思って、こっそりクラポティを潜めていたら。まさか、あんな会話が聞けるとは、ね
 気味が悪いくらい冷静で冷たい口調で話しながら、ロベリアはシエテを見つめている。だが、その瞳は熱く、危険な光を宿しながら鋭く、シエテの心をざわつかせる。その瞳の奥にある感情は何なのか──シエテにはわからない。ロベリアは身を乗り出し、シエテの乳首を強く噛んだ。
「うっ……あぁぁっ!!」
 痛いはずなのに、煮詰まったこの身体は快感として拾ってしまい、シエテは思わず背を反らす。甘い電流のような快楽が全身を駆け巡り、声が抑えきれなくなる。
「くははっ、相変わらずここを噛むといい声で鳴くね、シエテ」
 ロベリアはシエテの嬌声に浸るように低く笑いながら、胸元を執拗に愛撫した。
 時には強く噛みつき、ねっとりと舌を這わせ、シエテをさらに緩やかな快楽の波に追い詰めようとする。既に刺激に敏感になったシエテの身体は、びくびくと反応する。

「あの女」 

 じっくりとシエテの乳首を舐めながら、低い声で憎らしそうにロベリアは呟く。でも、目を細め、どことなく嬉しそうだ。
「あっ、……やっ……っ!?」
「あの女、キミを誘ったんだろ?くははっ、キミがこんな可愛らしい声を出して、オレの手でよがっているなんて夢にも思わないだろうな
「あっ、あや、やめっ、言うなぁっ!──あぁっ!」
 一気に現実に引き戻され、今日のグランとの会話が頭をよぎる。いたたまれない。羞恥心で頬が一気に熱くなるのを感じた。身体を動かして、今の快楽から逃げようとした瞬間、ロベリアの指がずっと避けていた繊細な部分をぐっと強く押し上げた。甘い衝撃が身体を駆け巡り、身体がびくんと跳ねる。まるで身体のすべてがロベリアの指に支配されているかのようで、自由に動けなかった。

「あぁっ、……ううっはぁっ、あーーーっ!」
「“恋人は作る気はない”……ね。ならオレ達の今の関係って何なんだい?」
「あっはぁそ、それはっ、──っ!あぁァっ!!」
 中を強く押され続け、この快感がずっと続くのかと思ったら指が離される。中がもっと刺激を求め、ひくついているのを感じる。 

 さっきからずっとこの繰り返しだ。絶頂の階段に登っているかと思ったら、すぐさま最下層まで落とされる。それなのに身体の奥にある快感の熱は、薪を焚べるかのように高まっていき、じわじわとシエテの身体を、頭を蝕んでいく。もう頭が回っていなくて、ロベリアの質問にも答えられない。
「“軽い気持ちで付き合っちゃダメ”なんだろ?でも、キミの身体はこんなに悦んでいるぜ。……ああ、こんなにオレを求めているセボン、可愛いな。なら、オレと特別な関係になってもいいじゃないか」
「あ、ぐ、……ぅうっ」
 ああ、もう限界だ。ずっと、ずっと焦らされていて、こんな柔いのじゃ足りない。早くロベリアが欲しい、腹の奥がずっとざわざわと疼いていてもう頭がおかしくなりそうだった。
 早くロベリアの太くて硬いモノを挿れてほしい。それで奥を激しく突いて欲しい。そして、ロベリアので早くイきたい……出来れば、一緒に。そんな欲求がシエテの脳内を占めていく。もう糸くずのように細くなっている理性でなんとか耐えつつも、それももうはち切れる寸前だ。

「──あっ、ま、またぁ。ロベリアぁ、どうしてっ!」
 敏感な一点を、指の腹でじんわりと再び押し潰すようにしたと思ったら、指がするりと抜かれた。中で感じた快感が急になくなって、心にぽっかり穴が空いた気持ちになり、一気に切なさが込み上げる。潤んだ瞳で、ロベリアをじっと見つめる。ロベリアはそんな様子のシエテを見て、ほくそ笑んだ。
……そうは言ってもオレはキミの恋人じゃないからな。それでも、オレが欲しいのかい?」
……………
 ロベリアの中心に、無意識に視線が向かう。それは破裂しそうなほど勃ちあがっていて、先走りで濡れて光っている。まるで、シエテの中を満たすことを待ちわびているようだった。思わず頬を赤らめながら、息を呑むシエテを見て、薄く微笑みながらロベリアの顔が近づいてくる。切なそうなロベリアの声が聞こえた。

……シエテ
 唇を啄みながら、ロベリアの中心が入口に当てられる。くちくちと音を立てながら、先端の入口を広げるように刺激し、ずっと待ちわびた快感の誘惑がシエテの僅かな理性を壊していく。無意識にシエテの腰が揺れてしまい、奥へと誘い込もうとしてもそれは決して先へと進んでくれない。ゆっくり、踊るように入口で戯れている。

 ロベリアの唇がちゅっちゅとシエテの頬から耳へと移り、シエテを刺激する。
もう、キミも限界、だろ?……これ以上我慢しなくてもいいんじゃないか?」
 甘い声で、誘い込むような口調でロベリアはシエテの耳元で囁く。ロベリアの舌がゆっくり耳たぶを舐め上げ、シエテの背筋はゾクゾクしながら快楽を受け入れる。
……ぅっ………あぁっ」
「シエテもオレとこうするのがやめられないよな?恋人になったら、好きなだけキミの好きなところを突けるのに、ね
 シエテの耳を優しく噛みながら紡いだ言葉は、すっと耳の奥まで入り込み、心を静かに震わせた。その間もずっとロベリアの先端はシエテの入口でねちねちと音を立てながらゆっくりと抜き差しをする。

 上から聞こえる甘い吐息、下から響くいやらしい水音、そして絶頂をずっと待たされていて沸騰寸前なシエテの身体──もう、頭の中は快楽でどろどろの溶けた蝋のようにグニャリと崩れ落ちていた。ずっとシーツを白くなるほど強く握りしめている両手も、溢れそうな欲求の波を抑え込むのに必死でカタカタと震えている。

「なぁシエテ、お願い……

 耳元で掠れた、切なそうなロベリアの声が届く。

ああ、もう限界だ──!
早くソレを深く挿れて欲しい!
奥までぐしゃぐしゃになるまで突いて欲しい!
それで、強く抱きしめて欲しい──!!

 頭がもうロベリアで一杯で、ロベリアが欲しくて欲しくて、おかしくなっていた。シエテの腰が無意識にロベリアの中心に向かって揺れ、入口がひくついてロベリアを誘い込むようにぎゅっと包み込む。ロベリアにすがりつき、涙ぐみながらシエテは必死で懇願するように声を震わせて叫んだ。

「な、なるっ!こ、恋人にっ!約束するっからっ。ろ、ロベリアぁっ……も、おねがいっ、は、はやくっ!」
「くはっ、はははっ、トレッビアン!やっと、やっと言ってくれたね、シエテ!」
 高揚して、嬉しそうに笑いながらロベリアは、シエテの腰を強く掴み、一気に貫いた。ずんっと身体の奥まで衝撃が走り、シエテの視界に一瞬光華がぱちぱちと飛び散った。喉から甲高い、艷やかな悲鳴が漏れてしまう。

「あ、はぁっ……あぁぁぁぁぁっ!」

 強い快感が、ずっと焦らされていたシエテの身体全体を一気に駆け巡り、指先まで甘い痺れが広がった。
 物凄い絶頂が津波のように押し寄せ、ロベリアを締め付ける。ロベリアは一瞬苦しそうに耐えながら、絶えず強く奥を穿ち続けていて、快感が止まらない。急激な圧迫感と快楽の嵐──ずっとイッていているのに、ロベリアが腰を動かすたびに身体はなおもロベリアを求め、奥へと誘う。身体が無意識にロベリアに合わせて動いてしまう。もう、気持ちよすぎて、何がなんだかわからない!!
「あっ……あっ!うぅっん、あぁっ」
 やっと辿り着いた快感で、脳が完全に馬鹿になって、もう目の前の男の事しか考えられない。声も抑えられなくて、自分とは思えないくらいの甲高い声を鳴らしているのが、頭の隅からぼんやりと聞こえる。理性も完全に消えてもう、頭が、胸が熱い。ひたすらロベリアからの快感を受け入れていた。

「はぁっシエテっ、シエテ
「あっあっ、ろべろべりぁ
 ロベリアは声を震わせながら、ずっと腰を打ち続けていた。まるで、シエテの身体の奥に、自分という存在を刻み込むかのように──。汗で髪が乱れ、目を細めながらシエテを求めるロベリアを、シエテは水をふくんだ瞳で切なそうに見つめる。ロベリアの視線がシエテの胸をドキンと震わせる。心の奥で、今までずっと蓋をしていた感情が溢れ出て決壊する。
「ぅあっ、ロベリアぁす、好きぃ……あっ、ロベリアっ、だぃすっ」 
 まるでダムが決壊したかのように、抑えていた感情が溢れてくる。もう、止めることは出来ずに、シエテの秘めていた想いが露わになる。
「──っ!!あぁ、あぁ!!シエテ!ジュテーム、オレのモナムール!!」
「ロベリぁっ!!あ、ああっ、好きだよっ、ロベリアぁぁぁっ!」
 シエテの想いのシャワーを一気に浴びたロベリアは一瞬目を見開き、目を潤ませ嬉しそうにシエテを強く抱きしめる。シエテも、ロベリアに答えるように強く抱きしめ返し、頬を赤らめて小さく頷いた。
「んむっはぁっシエテ
ふぁっんんっ……っあ」
 まるで、吸い寄せられるかのようにお互いの唇が重なる。もっと深く繋がりたくて、隙間を作るのも惜しいくらい、シエテは自ら己の舌を滑らせる。お互いの唾液が熱く絡み合い、くちゅくちゅと濡れた音と、甘い吐息が混じり合っても、もっとロベリアを感じたくて仕方がなかった。

 ああ、気持ちがいい。上も下もロベリアと繋がっていて全てが溶けてひとつになってしまいそう。それなのに、まだ足りなくて、何かが満たされない──シエテは思わず叫んでしまう。
「はぁあっ、ロベリア、あっも、もっとぉ!」
 シエテの声が掠れながらも、切実な懇願に変わる。その蜜が溶けたような恍惚としたシエテの表情を見て、ロベリアは息を荒げながら顔を綻ばせた。
「ウィ、シエテ。オレももっとキミを感じたい」
 ロベリアはゆっくりと上体を起こし、両腕をシエテの腰に回した。腰をしっかり掴み、シエテを支えながら自分の上に引き寄せる。
……っ!!あ、ァアあっ、ロベリアっ!」
 体勢が変わり、自重でロベリアがさらに腹の奥底に沈み込むたび、シエテの身体がびくびくと震える。シエテの足が自然とロベリアの腰に絡みつき、逃さないようにロベリアの首に腕を回し、強く抱きしめた。たまらない。身体の芯から込み上げてくる快感に、シエテも無意識に腰を動かしてしまう。もっと深く、強く奥まで突いて満たして欲しい!

「あっぁあぁっん、あっ、ロベリァッ、き、きもちぃっ うぅっあぁっん!」
「あぁ、シエテ最高だっ!もっと聴かせてくれ、その可愛らしい声をっ!!」
 ロベリアも嬉しそうにシエテの腰を掴んでいる。二人の身体はぴったりと密着し、お互いの汗が混ざり合う。湿ったロベリアの胸がシエテの乳首に触れるたびにびくびくと身体が、中が甘く痙攣した。 
「んぁぁっ、ろ、ろべりあっろべりあっ、ぁあぁっロべリぁぁっ!!」
 壊れた音楽機のようにロベリアの名前を呼び続けるシエテを、嬉しそうに目を細め、眺めるロベリア。ロベリアはさっきまでの無機質な冷たい表情とは一転して、今は頬を真っ赤に染め、幸福の海に浸かっているような蕩けた表情を浮かべていた。
 ──よかった、ロベリアが嬉しそう。シエテの心も、追いかけるように満たされていくのを感じた。そう思いながら、シエテはロベリアの背中を強く掻きむしりながら、キスをせがんだ。
「んっちゅ……はぁっあ、あっ
 ずっと快感の渦に飲み込まれているのに、今までに感じたことがない強い何かが、身体の奥底でじわじわと燻っていた。その火花のような種は、まるで光華のように爆発する瞬間を待っている。──その時は、もうすぐそこまで来ていた。

「ろ、ろべりぁっ……あ、あぁっ、も、もう
 瞳に涙を沢山浮かべ、甘い吐息を吐きながらシエテは叫んだ。
「い、いっしょにああっ
「ウィもちろんさ、シエテ!フィナールの先もっ、ずっと一緒だ!」
 ロベリアがシエテの腰を持ち上げ、下から何度も強く突き上げる。奥まで響く激しい衝撃にシエテの奥はさらにきゅうきゅうと歓喜で震え、腕も、足もまるでロベリアを締め付けるかの様に抱きしめる。離したくない──もっと深く、ロベリアと繋がってひとつになりたい。シエテは瞳に涙を浮かべながら、必死に背中に爪を立てた。
「や、あっ、ろべりぁっ……ろべりぁぁあああっ!!」
「──シエテっぐっ
 頭が真っ白になるくらいの絶頂がシエテの身体一杯に満たし、背中が弓なりに反らしながらびくびくと震えた。中が強くロベリアを締め付け、収縮する。熱いものがシエテの奥を満たし、心が暖かくなる。

 ──でも、まだ足りない。シエテの腰が無意識にロベリアを求め、奥がひくついてロベリアを締め付ける。満たされたはずなのに、まだ身体のどこかが乾いていてもっと、もっとロベリアが欲しかった。

「ロベリア……足りない……もっと
「ウィ、もちろんさ。モンシェリ
 目を潤ませ、その美しいエメラルドの瞳には、自分とは思えない、とろんとした表情のシエテが映っていた。お互いに鼻を擦り合わせて、舌を絡める。


──もっともっと、ロベリアで満たして、渇きを満たして欲しいそう思いながら……