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こあらん
2026-03-31 00:25:04
21643文字
Public
ロベシエ
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オレのモノになってくれ/ロベシエ(R18)
肉体関係はあるけど付き合っていない。
シエテのある言葉がきっかけでロベリアが動く話。
人によっては、解釈違いがあるかもなので、いやな予感がしたら回れ右でお願いします。
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「ボンソワ、シエテ。待ってたぜ」
「ロベリア
…
」
ドアを叩いた瞬間、心臓が跳ねた。すぐにドアは開き、ロベリアが目の前にいた。未だにシエテが鎧姿である事に一瞬顔をしかめたが、すぐに笑顔でシエテを向かい入れてくれた。
部屋に入ると、テーブルには小さい菓子箱がちょこんと置いてあった。それだけではなく、傍には小さい花──マーガレットだろうか
…
、が一輪花瓶にいけてあった。花なんで部屋に飾って珍しいな
…
と思いながら、シエテは少しの違和感に胸のざわつきを感じた。
「
…
本当に俺の分も買ってたんだ
…
。俺を部屋に誘い込む口実なだけだと思ってたよ」
「
…
何を言っているんだい。愛しのキミの分も買っているにきまっているだろう?」
「
………
」
いつもの誘い文句を軽く耳で流しながら、テーブルに置いてある菓子箱を手に取る。プレゼント用に丁寧に梱包されており、ハートのシールまで貼られている。傍にある花といい、なんだか仰々しい。
「それにしても、どうしたの?なんか今日あったっけ
…
?」
やっぱり、今日のロベリアは様子がいつもと違う気がする。いつもならシエテが部屋に入るとご機嫌な様子でタワーとの遊びや、今日どんな音が録れたのか
…
などシエテに散々報告してくるのに、今はただ静かにじっとシエテを見つめている。表現は硬く、何を考えているのか、シエテには読み取れない。
「シエテ
……
」
ロベリアはゆっくりと近づいてきて、シエテを優しく抱きしめた。背中越しに、ロベリアの腕が温かく、確かな力でシエテを抱き寄せる。自然に視線が重なり、ロベリアの顔が近付いてきてシエテは無意識に顔を傾けながら瞼を閉じた。いつも香るロベリアの甘い匂いと、柔らかくも温かい唇が、シエテの脳を甘美な誘惑の世界へと誘いこむ。
だが、啄むようなキスは一瞬で離された。驚きながら瞳をそっと開けると、頬は赤く、瞳はウットリとしながら、珍しく真面目な顔つきなロベリアが目の前に広がっていた。
「
……
ジュテーム、シエテ
…
。オレの恋人に
…
なってくれ
…
」
「
……
え
……
」
今、ロベリアはなんて言った
…
?恋人
…
恋人だって?なんで急に
…
。ロベリアの言葉に、シエテの頭は真っ白になる。混乱しているシエテから目線を逸らさないまま、ロベリアはずっとシエテを見つめている。熱を感じながらも鋭い視線がシエテの心をざわつかせる。震える声でシエテは答えた。
「
……
だ、ダメだよ
…
。それは
……
。俺達はそういう関係じゃ、ないでしょ?」
「
…
ノン、でも今は違う。オレはキミと恋人になりたい。前から、ね
…
。好きだ、シエテ。オレのモノになって欲しい」
「
……
っ
……
」
ロベリアの手がそっとシエテの頬に触れる。触れられた頬が熱い。さっきから心臓がドキドキして、胸が苦しくて頭が回らない。ロベリアからの告白にどう返したらいいのかわからない。
「
…
ごめん、それは
…
。無理、俺は恋人とかにはなれないよ
…
」
「なぜ
…
?全空一の天才魔術師は天星剣王には不釣り合いかい?それとも、十天衆は恋愛を禁止でもしているのか?」
「い、いや、そういう訳じゃ、ない、けど
…
」
ロベリアはシエテの腕を強く掴み、顔を近づける。視線が痛いほど感じるのに、ロベリアの顔が見られない。さっきからずっと視線が泳いでいる。
──どうしよう。なんて説明したらいい?どう話したら納得してもらえる?短い間でシエテは必死に考える
それでも、今の状況に適した言葉が浮かぶ事が出来なかった。
「とにかく、俺には無理だから、お前と恋人なんて
…
。それならこういう関係も、もう終わりにするからな」
手を払い除けて、ロベリアを押す。予想外の展開で頭がクラクラし、足元がふらつく。このまま部屋を出て、一旦、頭を冷やそう
…
と足を動かそうとした時だった。非常に無機質で抑揚のない、低いロベリアの呟きが静かに響いた気がした。
「はぁ
…
、キミがここまで頑なだとはね
…
」
「ちょっ──!?」
ドンッと思いっきり押されてシエテはベッドに倒される。先ほどのロベリアの言葉に動揺しすぎて油断した!起き上がる前に、ロベリアはそのままシエテの上に覆いかぶさる。ロベリアの美しいエメラルドの瞳が、薄気味が悪いくらい鋭く光っていた。
「本当はここまでやりたくなかったんだが
…
。まぁ、キミがこうじゃ、仕方がないよな?」
「はぁ
…
?───ちょっ
……
!!??」
そのままロベリアは貪るかのように、シエテの唇にキスを落とした。今まで抑えていた感情と欲望をぶつけるかのように、シエテの口内を激しく、容赦なく蹂躙していく。
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