ろころころ
2026-03-26 04:45:23
4991文字
Public Regulus Series
 

Regulus Series/第3部(Call)





【Character】

Ⅰ.エリヤの会
全能神グラウディに再びレグルス大陸へと、使命を果たしにやってきた使徒たち。彼らによる神の誘惑から人類を守るため、彼らは立ち上がった。



・メシア・フレデリカ
「神様よりも、未来を信じませんか─────?」

星都の商店街で、小さな本屋を営む少女。
物心ついた時には「おばあさま」の元で暮らしており、本屋も彼女から引き継いだもの。
穏やかで博学だが、学校に行ったことがないので世間知らずな面も持つ。趣味は雑貨集め、特技は誰かに似合う本を見つけること。
『神様』の信仰が広まり始めた頃の彼女は、信仰に対して何の疑問も持っていなかった。しかし、店の床下倉庫から発掘された『グラウン経典』と家の前に倒れていた謎の少女。2つの"偶然"が交わり、かつて信仰が引き起こした悲劇を知ったメシアは『エリヤの会』の仲間と共に、神の信仰を封じようと動き始める。


・モアル
「神様を殺さなくちゃならない唯一、私に残っていたのはこの記憶だけなんです。えっとぉきっととても、大切な記憶だとは思うんですけどぉ

曰く、「神殺し」を目指しているらしい謎の少女。厨二病じみた発言も目立つが、それ以外では明るく可愛いもの好きな普通の女の子。ある日突然メシアの家の前に倒れており、現在は本屋で住み込みで働いている。何故倒れていたのか、自分が誰なのかの記憶が一切なく、ただ「神を殺さなければならない」というどこから得たのかもわからない使命だけが頭に残っている。
何故か聞いたこともない賛美歌のような歌を歌うことが出来たり、読んだこともない詩を知っていたりするが、本人にも全く記憶が無いらしい。


・エリヤ・スフィールド
「知らねぇって。勝手に崇め奉られて、変な宗教組織まで作りやがったんだよ

星都の一角、かつての教会を思わせるレンガ造りの建物に潜む反グラウディ組織、『エリヤの会』……の偶像にされた男。その正体は、天界戦争時代にグラウディによって"魔導兵器"として使徒メタトロンを元に生み出された存在である。
大陸の滅亡までを傍観していたが、自身は生命体で無ければ人類の文明でも無かったため、滅びることなく生き延びた。しかし、滅亡の衝撃でシャットダウンしており、気づいた時には人々の文明が栄え、その人ならざる外見から『神殺しの子』として1部の人々に崇められた。全能神グラウディのかつての愚行を知っており、渋々といった態度を取りつつも、『エリヤの会』の一員として力を振るう。


・ジェノレイ
「ロケットパンチが驚かれる時代になってしまったとは……致し方ない、暫くはお預けだな」

かつて滅亡前の世界から生き延びた、サイボーグの青年。とある理由でエリヤとは滅亡前のレグルス大陸からの仲。高性能な自身の肉体に誇りを持っており、ロケットパンチが驚かれる時代に逆行してしまったことを残念に思っている。
『エリヤの会』の戦闘員だが、そもそも未来の技術によって作られたサイボーグなので大体の敵をワンコン出来るため、基本的に暇を持て余している。エリヤにはサイボーグであることを隠すように言われているが、本人は全くもって聞く気がない。


・ゼロ
「物語ってさ。一人称視点じゃ、得られる情報も少ないワケ。やっぱさ、傍観者つまりナレーションがいないと、どうも味気が無い」

帝都を拠点に旅をしている謎の青年。『エリヤの会』に情報提供をしておりリストにも名前が乗っているが、基本的には街をふらふらと歩いていることの方が多く、誰も連絡先すら知らないと言う。常に飄々としており掴めない性格。博識だが、何者かに発言制限の呪いをかけられており、制限の掛かるワードを発しようとすると心臓が破裂し姿を消す。しかし、またどこかしらの機会で、今まで通りの姿形で出会うのだ。


・ゼロツー
「君はやっぱり、この世界を放っておけないんだね」

メシアの夢に度々姿を表す、謎の少年。
メシアをかつてから知っているような発言をし、グラウディに対する有効な戦略を教えたり、時と場合によっては力を授けることもある。しかし、メシアには自身の存在を話さないように伝えており、メシアも守っているため、彼の存在はメシア以外の何者にも知られていない。



Ⅱ.守護精霊
かつて、文明を守る為に星によって生み出された精霊達。彼らは滅亡の際に星によって回収されたが、文明の繁栄を悟った星により、再び世に放たれる。



・キトラス
「1度終わりが来たって、ボク達の想いが消えることは無いんだ。だって─────星々がずっと、ボク達のことを見ているんだから」

星都の守護精霊の青年。エデン大陸の滅亡時、星の意思により記憶を持ったまま星の力へと返還され、再び蘇った。星都を再建しつつ、同時に他の守護精霊達と全能神への対策を立てている。


・アウロラ
「不思議なもんだな。今の海も、あの時の海となんも変わんないのにさ。海は世界を繋ぐって言うけど、過去と未来も繋げてんのかな」

海都の守護精霊で、明るく男気のある性格だが、対する見た目はどこからどう見ても少女。前向きで強気な発言も多いが、他の守護精霊と比べて力が弱く、人一倍グラウディのことを警戒している。


・冬将軍(フロライン)
「無に帰した世界も、この様に白銀に包まれていたのだろうか─────」

雪都を司る守護精霊で、かつてはその戦術センスから「冬将軍」の名で呼ばれていた。現在も誰が呼んだか同じあだ名で呼ばれている。冷静だが穏やか、人々と仲良くなりたいと思っており、滅亡前の彼とは異なり少しずつ人間の感覚を理解できるようになっている。


・ゾディアーク
「あーあ、星の摂理も面白くないことをするよね。グチャグチャになった世界が見れる前に、ボク達のことを回収しちゃうんだからさ!」

帝都の守護精霊であったが、かつてはその座を降りほっつき歩いていた。今回は仕方なしに、今のところは守護精霊として帝都の様子を伺っている。おそらく、そろそろ飽きる。



Ⅲ.秩序の騎士団
どんなに平和な世界にだって、秩序を司る存在は必要である。彼らの仕事は民の"平和"を守ることであり、時によってそれは、民の意思に背くことすらある。



・エレミア・コスモス
「神を信ずる者も、抗う者も─────全て不要です。対立は争いを生み、争いは殺戮と破壊を生む。正しきは、"平和"のみに言えること」

秩序の騎士団レグルス大陸の治安を維持する部隊の隊長。長年の戦闘経験と生まれながらの才能を生かし、『聖剣グロリアス』を手に、街の平和を守るべく部下を引き連れて戦っている。厳格ながら麗しい姿は"秩序の乙女"とも呼ばれる。平等であることを何よりも重視し、何事も決して主観で決めないという固い信念を持っている。
争いを許さないという立場を取るため、グラウン信者と『エリヤの会』の対立に関しても干渉をし、時には『エリヤの会』とも対立する。


・ベリアル
「特別幸せじゃなくったっていいよすっごく苦しく無ければ、きっと生きている意味も見つけられるから

秩序の騎士団に保護され、身寄りが無かった為に見習い騎士として育てられた少年。気弱で争い事が苦手だが、剣の腕は優れており、同時に触れた傷を治す不思議な力を持っている。
自分を助けてくれた隊長には感謝しており、彼女の役に立ちたいと力を貸している。戦うことで世界を平和にしようとするのではなく、自身の特別な力を使って平和にしたいと考えており、その点は隊長の理念と一致している。


・ベル・ゼベブ
「ホラ、悪いことが必ずしも悪い結果を招くとは言い切れないですし。未来のことなんて、誰もわかんないっすからねぇ」

前代団長に保護され、副隊長となった青年。気さくでおちゃらけた性格は騎士らしいとは言えないが、任務には真面目に取り掛かる。周囲に圧を与えがちな隊長の補佐役。基本は前衛として戦うが、射撃能力も高く、場合によっては後方支援に回ることもある。
幼い頃から『羽の生えた人間を撃ち殺す夢』に悩まされており、これが理由で鳥や蝶のような羽の生えた生き物全般が苦手。


・ギルベルト・スカーレット
「んな薄っぺらい文明すら奪い取れねーとは恐れ入ったぜ。ハッ!うちの神サンは相変わらず大したことねぇなぁ!!!」

秩序騎士でありながら、戦闘で得られる刺激を楽しんでいるドーパミン中毒者のバーサーカー。隊長の意志とは真逆のことをしてはぶっ飛ばされているが、当の本人は隊長と戦えるため一石二鳥とすら思っている。興奮状態に入ると止められないが、普段は外見年齢相応の言動をする青年。
何故かグラウディの存在、そしてグラウディが別大陸で起こした出来事を知っている。


・ロア・グロリアス
「はぁもういいでしょ?あんまりやかましいと喧嘩両成敗するよ?僕じゃなくて、団長がね」

古代から伝わるらしい、『聖剣グロリアス』の守り手の継承者。隊長エミリアを剣の所持者として認めたが、やることが無くなったため彼女の騎士団への勧誘に乗った。剣の守り人として武術は身につけているが、騎士としての志は特にないため常にやる気がない。趣味は寝ること、特技は寝たまま襲ってきた敵を刺すこと。


・ラティ・トゥインクル
「はーい!お注射の時間でーす!ブスっとしますよ〜?ブスッ!!!」

秩序騎士の医療班を仕切っている魔法少女。回復魔法が得意な上、医者の娘であるため医療関係にも詳しい。強引だが巧妙な手口で寝てばかりの騎士を運動させ、死にかけの狂戦士をベッドに縛り付ける。一番の問題は、医療従事者とは思えない明るく好奇心旺盛な性格。注射を刺す時の反応を見て楽しんだり、自作の栄養剤をこっそり仕込んだりしている。




Ⅳ.天界
レグルス大陸すなわち下界の上空に存在すると言われる、神々の地。遥か昔、ここで大きな戦争が起きていた。



・ヴァナルガンド
「僕の目覚めは終末の終わり─────やぁ、クソッタレな世界共!調子はどうかな?」

かつて「赤の使徒」と戦い、グラウディによって使徒権能を発動させられ、長い年月の間眠りに着いていた使徒。グラウディが別大陸での目論見に失敗したことがトリガーで目覚め、レグルス大陸を探して旅立つ。


・ルシファー
「全てが揃うからこそ、この"世界"だと言えるのさ。1つでも欠けるんなら、そりゃあもう完全な世界だとは言えない」

何者かはわからない、星が自分自身の願いを込めて生み出した存在。相応の力と同時に、かつて星が経験してきた全ての知識を持つ。極めて全能神に近いなにか。