本名ヴァナルガンド。使徒としての個体名は旧型魔導神機0-3。現在は下界でロキ・サフィーアという一人の人間として暮らしている。
レグルス大陸で一番の反逆者と言えば彼である。とはいえ多くの人々はあの悪しき反逆者は滅んだものだと考えており、まさか日々くだらない研究をしては爆発を起こすあの迷惑な科学者のことだとは思っていない。
使徒時代はともかく、現在はギルドA-2の前衛兼医療担当として一応聖都の治安を守っている
…と言うよりはシャンティに悪戯をし、エノクをこき使い、アイリスにブチギレている。ちなみに彼が聖都にいる理由は冬将軍の命。彼を聖都に置くことで全能神からの干渉を遠ざけている。
ロキ・サフィーア
種族:人間(笑)
性別:男
所属:聖都ギルド、エリヤの会
冒涜と薬の調合が大好きな似非薬剤師。誰もがそろそろ痛い目を見るべきだとは思っているが、神を信仰していない癖に誰よりも運が良い。そしてこれみよがしに神を信じるべきでない理論を展開してくる。非常に面倒な奴。早く滅んだ方が世のため。
普段はA-2の仲間と任務を受け、薬品と機械の開発のためラボに籠り、ラボを爆発させ聖騎士団に怒られ、その結果生み出したおもちゃで教会に嫌がらせをし聖騎士団に怒られている。
ちなみに非常にズボラな彼の身の回りの世話はエノクと彼が友人と呼ぶロボット、スレイプニル(通称ニル)が行っている。
*────── グラウディは激怒した。必ず、かの邪智暴虐の使徒を除かねばならぬと決意した。*
グラウディは彼、ヴァナルガンドを作る際に大きなミスを犯した。手が滑って彼のコアを落っことしたのである。結果、ヒビが入ったコアは不具合を起こし、全ての機能が戦闘能力と神への反抗心に全振りされた。
こうして史上最悪の特級呪物が誕生した。
彼が天界で起こした事件は様々である。
可愛らしい悪戯から、割とシャレにならないものまで数多く存在する。そして彼がグラウディ像にサルミアッキを飾り始めた時、しびれを切らした聖職者達によって地獄の監獄へ幽閉された。しかし、監獄にて看守のゾディアークに干渉、羽に執着する彼女に自身の羽を与える代わりに出して貰うことを約束した。こうして再び世に放たれた呪物は、今後はより一層激しい冒涜行為に走っていく。
・天界戦争との関わり
天界戦争勃発のきっかけは、彼と同胞のアモールの喧嘩である。信仰深いアモールは冒涜的なヴァナルガンドを嫌っていたため、彼の脱獄後再び衝突を起こし、周囲の人物を巻き込み戦争へと発展して行った。
戦争では下界と天界それぞれから「全能神を嫌っている人々」を集めて反乱軍を結成、アモール率いる神聖軍と各地で衝突していた。最終的に使徒長メシアの最期の命で彼は暴徒化してしまったアモールを倒し、死にかけのメタトロン(エノク)を担いで下界へ堕天した。
・堕天後〜現在
彼は下界の中でも最もグラウディ信者の少ない「雪都」へ逃げ込み、その後は冬将軍(フロライン)の下で動いている。現在聖都で暮らしているのも彼のキトラスをサポートして欲しいという命に一応従っているからである。
聖都へ来てからは科学や医学に興味を持ち独学、その後は人間らしい生活のためにエノクと傭兵業で稼ぎながら自分のラボで薬剤や機械の開発に勤しんでいる。最近はエノク以外にもシャンティやアイリスといった仲間と共に任務をこなしながら街で騒ぐ姿が見かけられる。
ロキ・サフィーア(ヴァナルガンド)
種族:旧使徒
性別:男
所属:反乱軍(過去)、エリヤの会、聖都ギルド(現在)
名高い冒涜者であり、悪しき反逆者であり、人々の隣で生きる一人の神の子。神を罵る口や適当な笑みを貼り付けた顔は人々を怖がらせることもあるが、彼は"全てのものがより面白い姿であるべき"だと考えており、本来の姿は他人を笑わせることを好むエンターテイナーである。
それと同時に興味に抗えず、感覚のままに動くトリックスターでもある。彼の起こす騒動も全て悪意の元で行っているのではなく
…ただ気になったからやってみたら酷いことになった。反省はしていない。といったレベルでほとんど自分の思うがままに生きているだけなのだ。人によっては彼のこんな姿が我儘に映るかもしれないが、彼にとって"楽しさ"とは人生で最も大切なものであり、それらを我慢してまで真っ当な人生を送り良き記憶を噛み締めることの無いまま死んでいく人々の方が、彼にとっては理解し難いのだ。
・"レグルスの夢"での動向
基本的には聖都ギルドの傭兵として、シャンティ率いるA-2の仲間と共に任務に出ている。暇があればラボに引きこもり怪しい薬と玩具の開発。薬はギルドの医療部にて使われることもあった。玩具はもちろん教会への嫌がらせ用。
仲間のシャンティとアイリスが主人公の少女、ハミィに接触したことは知っていたが、実際に対面したのは新使徒とギルドの戦いが始まってからである。
最初はエノクと共に様子を見ていたが、新使徒0-3、アメリが暴走し人々に危害が加えられる可能性が出たため出動。その後も使徒達を追い返すのに協力した。
その後は度々ハミィ達の前にも現れては教会に悪戯をしたり、色々と騒がせて帰っていく。ハミィとはそこそこ波長が合うようで一緒にトラブルを起こす姿も見られた。
対全能神グラウディの最終決戦にて、暴走化した旧使徒の3人と対峙。最終的にほぼ相打ちで終わった。
*──────やだなぁ!どうせみんな死んじゃうだろうと思ったから、僕は残ってあげたんじゃないか!オマケにクソ野郎を殺るのだって譲ってあげたんだし、もっと感謝して欲しいね!*
・"レグルスの帰還"(return)
実はこっちが彼のメイン登場作。大陸では全能神が消えた結果、"世界のほつれ"が生まれ異世界から"赤の暴徒"が侵攻を行うことになる。
最終決戦や寿命で戦える面々が死ぬことを予想していた彼は、こうした非常時に自分が出て行けるよう敢えてコア(核)を別の場所に隠しておくことで"あたかも死んだかのように思わせていた"のだ。そしていつか現れるだろう救世主を求めつつ、赤の暴徒をひたすら倒していた。
そんな中、遂に救世主本人
……ライト・ルナーズによって呼び出される。
彼はライトと共にほつれを直し暴徒を倒し、ようやく正しい英雄の姿として世界救出に携わることになるのだった。
【能力】
♢使徒権能
・終末(ラグナロク)
彼は破壊兵器としての役割を持って生まれてきたが、彼にはもう一つの役割があった。それが「終末兵器」である。これは能力と言うより、彼が終末を引き起こすトリガー本体に成りうるということである。そして嫌なことに彼自身や周囲は彼のこの特性に気づいていない。知っているのは神のみであり、全能神が彼に迂闊に手を出せないのはこの特性が何らかのタイミングで発動してしまったら危険だと考えているからである。
仮に世界に”終末”が訪れた場合、星の命や文明全てが無に帰し白紙となる。残るのはまっさらな大地と海と空と、そして空っぽになった終末兵器本体だけである。
・狼化
彼の主な権能。破壊兵器としての能力であるため、表すならバーサーカー化すると言ったところ。コアと肉体をフル稼働させて自身の身体能力を大幅に上げつつ戦うことが可能。代わりに肉体が段々と狼化していき、人間としての形や理性を失っていく。完全に狼化してしまうと理性も完全に消え、味方を巻き込んだりよくわからない行動に走ったりと酷い目に遭うため狼化する前に力を抑える必要がある。非常に面倒な権能。しかも半分くらい狼化してると既に理性が飛びかけてるので人の手を借りないと力の封印が出来ない。やはり面倒。加えて狼化の時間が長ければ長いほど反動が大きく、しばらく動けなくなるため本人のプライド的にも許せない。動けなくなるくらいなら腹かっさばいて死ぬのくらいが終末兵器のプライドの高さ。
その他能力
・自己再生
使徒として持ち合わせる能力。
・翼
自己再生と同じく使徒として持っている力。翼を羽ばたかせ空を飛ぶことが出来る。実は旧使徒で翼が現存するのは彼だけ。翼は恋をすると穢れ落ちてしまうため、恋愛に興味が無い彼は一生羽が白いままなのである。本人としては神の使いの証である羽を鬱陶しく感じており、生えてくる度に切り落として羽好きのゾディアークにあげている。
が、上記の自己再生によって無限に生えてくる。ちなみに彼の翼が見えるのは人ならざる者だけである。
・スレイプニル
彼が下界で拾った殺人兵器を改造し、作り替えられたおたすけロボット。彼が科学に興味を持つきっかけとなったもの。彼はこのロボットを唯一の友人だと言い「ニル」という愛称で呼んでいる。ニルは具体的には彼の身の回りの世話から、護衛ロボットとしても働くことが出来る。殺人兵器としての機能は残っているため、戦闘に出た場合でも普通に強い。普段は小型化しており、ロキのポケットに入っている。ちなみにニルのエネルギーはロキ自身の魔力である。今までも内部の記録はそのままに様々なアップデートを加えられてきており、今後も進化させる予定だそう。
【他キャラとの関係性】
・エノク(メタトロン)
エノクが生きているのは彼のおかげである。恋人メシアを目の前で失い、絶望に堕ちていた彼を物理的に救い出したのはロキである。その後のメンタルケアは雪都の人々だが。
過去の使徒関係の出来事もあってか、エノクからは「同胞」「唯一同じ記憶を持つ者」「自分を置いていかなかった人」とかやたらと重い感情を向けられている。一方でロキ本人はエノクをよく喋る若白髪くらいにしか思っていないらしい。とはいえ思うところも何かしらあるっぽい。そこら辺はよくわからない。
・メシア
今は亡き旧使徒長。彼の上司にあたる少女。メシアは使徒を呼び出す権能を持っていたが、彼女がロキに対しこの力を使ったのは死ぬ直前だけである。メシアとしては理不尽な信者への嫌がらせ行為は迷惑がっていたものの、戦で立ち位置が危うくなった反乱軍を逃がしたり自分の力を無差別に使うことは無かったためその辺では評価している様子。一方、ロキのイメージは”エノクの彼女(死んだ)"である。
・アモール
生まれ変わってもわかり合えない敵同士。ロキはアモールの神への信仰心を突き抜けた恋心を心底気持ち悪いと思っており、アモールはロキの執念に似た神への嫌がらせ行為を気持ち悪いと思っている。犬猿の仲どころかこいつらが出会うと核爆発が起きるレベル。ちなみに二人が直接戦ったのはアモールが暴徒化した最後だけである。そもそも破壊兵器として生まれたロキにアモールが武力で対抗出来るわけがないので。この辺は暗黙の了解であり、アモールも単体でロキに挑むことは無かったしロキも流石に役割の違いをわかっているので一方的に嬲ることはしなかった様子。
・冬将軍(フロライン)
彼が下界へ堕ちてから一番頼った人物。というか今も一応彼の命令で動いていたりする。ロキは彼の指揮力や指導力を信頼しており、将軍本人もロキの器用さや戦闘能力を信頼してたりする。割と良い関係。
・キトラス
互いに神嫌い仲間だと把握しているので、月に一度くらい神様悪口大会が開かれている。また、ロキが教会への嫌がらせや冒涜行為で処罰されないのはキトラスが裏で手を回しているからだったりする。キトラスとしては民のトップとして派手な冒涜行為は出来ないため、ロキの暴れっぷりを見てスカッとジャパンしているため。
・シャンティ
ロキが現在チームを組んでいるA-2のリーダー。真面目でおっちょこちょいな聖騎士の少女。雰囲気がメシアに似ているのは彼も感じており、エノクが気まずく思っているのも何となくわかってたりする。ついでにシャンティがエノクに対して気があるのも何となくわかってる。シャンティはロキを頭が良い、強い人ってイメージ。つまり完全に騙されている。
・アイリス
A-2の仲間の少女。ロキのことを気に入っており常に張り付いている。理由は可愛いから。もちろん誰も理解ができない。アイリスは近すぎる距離から色々なところで誤解を招いているが、ロキに引っ付いているため彼を巻き込み最終的に危険な目から逃れていたりする。勿論故意ではなく、偶然そうなっているだけ。ロキはアイリスを鬱陶しいと思っている他、彼女の言う”可愛い”の意味を何となく察しているので苦手だったりする。弱みを見せたくないので言わないけど。
【別軸のロキ】
・アナザー軸
聖導ロキ。詳しくは別ページへ↓
https://privatter.me/page/65a80bb25f3e7
・うちよそ、ifサイド
本編とリターンの真ん中くらいの性格。断じて大人しくは無い。うちよその場合、お相手さんや雰囲気によって素の出し具合を変えてます。ほのぼのからギャグまで簡単な交流なら幅広く出れる反面、悪ノリばっかするので殺伐は向いてないキャラです。
関係性は今のところフリーですが、私の趣味で自創作内で色んなやつとくっつけて遊んだりしてるのでその辺はご了承を。