Skorca
2026-02-26 00:18:25
4112文字
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語彙トレ2026(1月)

Blueskyで参加させていただいている語彙トレ2026の投稿作1月まとめです。

語彙トレの詳細については主催のKiri様の記事をご覧ください。
創作365日語彙トレーニングことはじめ

カクヨム小説家になろうにて公開中の下記作品の世界観で好きに書き綴っています。

禁書屋の常連客
遺形の承継者
親愛なる我が従弟殿 ~遺形の承継者 番外編~
ある空隙についての物語

最終ページに各話の登場キャラクターと関連作品の一覧があります。


炯炯(1/30)

 射竦めるような眼差しは苦手だった。……苦手だった、らしい。先刻自らの手で屠ったばかりの自身の片翼が、まさにそのような目で長年、こちらを睨みつけてきたせいだろう。
 物心ついた頃から苛まれ続けた相手から、ようやく自身を解放できた――と思ったその矢先、まさか別の相手から同様の、炯炯と輝く眼差しを向けられようとは、思いも寄らないことだった。
 未だ片翼の血の匂いが脳裏に色濃く漂っているルーシは、内心の動揺を押し隠すので精一杯である。
 ゆえに、相手の眼光が内包する感情が、自身の片翼が向けてきたものとはまるで正反対であることになど、まったく気付きもしないのであった。


---解説---
 『禁書屋の常連客』のラストの直後で、1/12の「揺曳」の直前の話。
 というわけでルーシにそんな眼差しを向けたのはあの彼女です。