前のお話
夜も更けて作戦実行。「ゼブライカと仲直り作戦」という安直なネーミングもこの作戦も、全てリノが決めたものだ。時間が時間だから船を漕ぎ始めた従妹とリオルを、牧場の奥さんとユキハミに託し、僕たちはメリープ小屋に隠れていた。
身内の贔屓目を差し引いても、あの子はそこそこ頭が回る。ポケモンのことに関しては特に。とはいえだよ。
「こんなんでほんとに来るのか?」
(まずはゼブライカを呼び出すために、メリープたちに順番に放電してもらいます。あ、技の『ほうでん』じゃなくて、電気をビリビリできるなんでもいいよ。『でんきショック』でも『でんじは』でも大丈夫です。シママやゼブライカは雷雲を追いかける性質を持っています。お姉さんのゼブライカの
とくせいってどっちですか? 『ひらいしん』? 最高! ならなおのこと惹かれるはずです!)
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