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柚子茶
2026-02-14 22:00:46
5277文字
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私とリオルシリーズ
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私とリオルとときどきいとこ 中
リノンのいとこがイッシュに来る回中編。
家に帰る二人の前に、噂の暴れん坊なポケモンが現れたようです。
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しばらくもふもふを堪能していると、先程おじさんたちとはなしていたチュリネのお姉さんが、すこしソワソワした様子で話しかけてきました。
「ねえ、少し聞いてもいいかな?」
「あ、ごめんなさい。お姉さん、おじさん達とお話途中でしたよね」
「ううん。緊急事態ならしかたないよ。あなたたちに怪我がないようでよかった。
……
それで、そのスカーフをどこで?」
スカーフ? と思いながらお姉さんの指の先を見ると、スクールバッグのポケットからはみ出たさっきの布きれ。確かにリントくんは『こだわりスカーフ』だって言っていたけれど、このボロ布具合ではお世辞にもスカーフには見えません。お姉さんはチュリネに可愛いケープを着せてるし、リントくんと同じタイプの人かもしれないです。
「この布ほんとにスカーフだったんですか? さっき向こうで木に引っかかってたんです。お姉さんのですか?」
「うん、正確にはあたしのシママの。
……
やっぱり、あのゼブライカがあたしのシママなのかも」
「お姉さんのシママ?」
「あたし、居なくなったシママを探すために来たの」
「えっ? でも
……
」
「残念だけど、あんたのポケモンとは断言できないよ。あいつ、一度ボールに入ったし」
そうです。あの時、リントくんが(かなり無理やりな方法で)隙を作った時、ゼブライカは確かにボールに入っていました。お姉さんのポケモンだと言うのなら、ボールは弾かれるはず。
「仮にあんたのシママだったとしてだ。ボールに入ったなら、既に野生扱いになったポケモンってことだろ。それは”迷子ポケモン”じゃない。逃がした、あるいは捨てたポケモンなんじゃないの」
「それは母さんが!
……
いえ、違いますね。結局は母を説得できなかったあたしのせいです」
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