トビハネ
2026-01-30 02:16:59
12863文字
Public 納品済み
 

仮面の騎士の『元』英雄譚

コミッションでのご依頼。

銀河の騎士様が様々な形で尊厳終了してしまう四つの短編集。


(む?)

 とある古城を探索するメタナイトは微かな物音に耳を澄ます。
 ギャラクシアを構えて警戒しながら階段を降りると、目の前に奇妙な姿の怪物が現れた。

「なっ、何だこいつは!?」

 その縦長の生き物は陰茎そのものの外見をしており、睾丸の下に生える無数の触手を用いて地下室を這いずっていた。

(うっ!!不快な奴だ!!)

 ほんのり独特な香りを放つ怪物に眉をしかめながらも、気付かれない内に倒してしまおうと斬りつける。
 しかし怪物は一撃では倒れず、それどころかメタナイトに触手を引っ掛けて全身で絡み付いてきた。

「くそっ、しぶとい奴め!」

 どうにか振り払おうと宝剣を振り上げたその時、怪物が大量の液体を吹き出し、騎士は頭からそれを被ってしまう。

「むぼおっ!?♡♡♡」
 
 突然白濁した液体を浴びせられ、精液を思わせる独特な匂いを嫌でも嗅いでしまい、仮面の下で顔をしかめる。
 しかしそれと同時に強烈な快感も発生しており、自分自身も陰茎をいきり立たせて射精してしまっていた。

(くそっ、嫌な魔物だ♡♡なのに……♡♡♡)

 全身に染み渡る甘美な快楽のあまり腰が抜けてしまい、地面に投げ出されたメタナイトはその場にへたり込んでしまう。

(最低の攻撃だ!)

矢継ぎ早に液体を浴びせられ、心の底から嫌悪するも、達した筈の陰茎が再び起立して射精してしまう。

「あ……ああっ……♡♡」

 液体の作用なのか肩当てやマントが徐々に溶かされ、騎士は快楽の中で裸同然の姿になっていく。

「こ、ここで屈している場合ではない♡♡倒さなければむぶぅっ!?♡♡♡」

 別の個体の放った液体に直撃してしまい、また射精してしまう。

「しまった!?」

 かろうじて構えていたギャラクシアを持つ手も徐々に力が入らなくなり、カランと音を立てて落としてしまった。

「あ、あへぇ♡♡♡」

 怪物の群れに取り囲まれながらも一切の抵抗が出来ず、液体を浴びせられては射精し続ける騎士。
 ふと、自身の両足が自身の睾丸のように脈打っているのを感じて、見下ろしてみるとまるで睾丸そのものを思わせる皺が現れ始めていた。

「なんだ、これは?♡♡」

 触れて確かめようと手を伸ばすと、伸ばした手先もまるで亀頭のような形状に変化している事に気付く。
 両手は少しずつ陰茎そのものの形状に変わっていき、身体の形も心なしか縦に引き伸ばされているように感じられる。

「嘘だ、そんな♡♡」

 受け入れがたい光景を拒絶しようにも、頭頂部と両手から絶え間なく伝わる快感と睾丸のように蠢く足の感覚によって、否が応でも現実を理解させられる。

(奴等の仲間になんか、なりたく、ない゛っ♡♡)

 自身の元来の陰茎も宝剣と同じ大きさにまで肥大化し、長さも太さも膨張していく。
 それと同時に足が変化した睾丸もぶくぶくと膨れていき、自分の騎士としての力の全てが精液に変換されていくように感じられる。

「あっ、あっ♡……ん゛ほ゛お゛お゛お゛お゛っ!?♡♡♡」

 快楽が全身を駆け巡り、頭と両手と下半身から一斉に大量射精してしまうメタナイト。

(イってしまった……♡♡チンポとして♡♡)

 自分自身が忌まわしい彼等と同族になってしまった事を自覚したメタナイトは快楽で歪みきった笑顔を浮かべて周りを見回す。

(奴等は満足したのか?♡♡)

しかし、自身の思惑とは予想外に怪物たちが興味を失ったように離れていく光景に騎士は戸惑う。
 静かな地下室で一呼吸して、メタナイトは自虐的に笑った。

「所詮私は出来損ないの存在という事か♡♡♡」

 陰茎と化した手では剣を持つ事も出来ず、仲間に受け入れて貰う事も出来ず、チンポモンスターになってしまった騎士は悲しみの中で一人孤独に射精し続けるのであった

(誰か誰か、助けん゛お゛お゛お゛っ♡♡♡)