万年青
2025-12-29 12:32:42
4364文字
Public オリキャラ
 

ラト愛(年末年始)

うちよそ


キッチンにて
蕎麦を作り終えて2人で食べる。
エヴァさん達の分は、既に部屋に
運んでいる。
片付けを済ませて、ラトルさんの
部屋に戻る。
愛莉は、途中ゲストルームに寄って
布団を持ってきた。
本当に僕の部屋で……
「はい!」
……
ラトルさん。私、ラトルさんと出会えて
 良かったです。ありがとうございます!」
愛莉はそう言うと、ラトルさんの肩に
頭を預けた。
「此方こそ、出会えて良かったです。
 ありがとうございます。」
ラトルさんは、愛莉にそっと腕を回した。
愛莉は嬉しそうに目を閉じる。
ラトルさん。来年も、再来年も、
 こうして一緒に年越しできたら
 いいですね。」
「できますよ。絶対。」
「絶対?」
「絶対。」
愛莉は少しだけ顔を上げて、ラトルさんの
胸に手を置いた。
「じゃあ来年もよろしくお願いします。」
「こちらこそ。」
その瞬間、愛莉はそっとラトルの胸に
顔を埋めた。
まるで、そこが自分の居場所だと
言うみたいに。
「っ?!……まったく。貴女という人は
ラトルさんの呟きは愛莉には
聞こえなかったようだ。

翌朝
目を覚ました愛莉は、ラトルさんの顔が
やけに近いことに気付く。
どうやら、昨日は寝落ちして、
ラトルさんに抱きしめられるような形で
眠っていたらしい。
「ら、ラトルさん
ん?」
愛莉が軽くつつくと、ラトルさんは
目を覚ました。
状況を理解したラトルさんは、
慌てて飛び退いた。
「す、すみません!!そんなつもりはなくて!」
「いえ!此方こそごめんなさい!
 寝落ちしちゃったみたいで
 迷惑でしたよね?」
……いです。」
「え?」
「全然、迷惑じゃないです。」
……(赤面)」
お互い恥ずかしさのあまり
黙り込んでしまう。
……あっ、そうだ!!お節、お節
 食べましょう!」
「そうですね。愛莉さんお手製のお節、
 楽しみです。」