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えすびぃ
2025-05-28 19:09:56
6527文字
Public
設定類
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俳優BL1陣:台本
「愛猫は鎖につないで」
有家 音幸(ありいえ-おとゆき)役 ―― 並平 常尋
浮護 達哉(ふご-たつや)役 ―― 仁池 甚平
1
2
3
4
5
3.愛す、玩わう
➁日常
――
達哉邸、音幸の部屋(夜)
音幸(モノローグ)「あのオークションから、一週間が経った」
音幸、ベッドに腰かけ足首の鎖を見下ろしている。
扉の開く音に顔を上げる。
帰宅した達哉が部屋に入り、後ろ手に扉を閉める。
➁
――
達哉「ただいま、音幸」
音幸「あ、
……
おかえりなさい、達哉さん」
達哉「今日も良い子で待っていてくれたようだね」
達哉、音幸の前に立ち頭を撫でる。
音幸は一瞬身を強張らせ、すぐに脱力してされるがままに達哉を見上げる。
音幸「
……
今日は、どのくらい?」
達哉「22時前には出るから、そうだな(腕時計を確認して)
……
もう30分もないのか」
達哉、スーツを脱ぎ椅子にかけて音幸の横に腰かける。
音幸「忙しいんですね」
達哉「ああ、普段より規模の大きいプロジェクトが動いていてね。(音幸の肩を抱き寄せ、目を伏せる)折角お前を飼い始めたというのに」
音幸「
……
(横目で見上げたまま、返す言葉を探していたがやがて意を決したように口を開く)達哉さんは、普段」(/どんなことをしているんですか?)
達哉「(遮って)いや、失礼。つまらない話に割く時間は無いな。お前に必要なことだけしよう」
音幸「え、」
音幸、目を見開き距離を取ろうとするが達哉に掴まれて離れられない。
鎖が床に擦れて音を鳴らす。
達哉「怯えるな。分かっているんだぞ、お前が少しずつ身も心も俺のものになってくれているのは」
音幸「そっ、そんなわけ(ない)
……
!」
達哉「ふ、ははっ、やっぱり可愛い奴だな(その後もくすくすと笑い続ける)」
音幸「(睨みつけて)何がおかしいんですか!」
達哉「猫は反抗的なくらいが一番いいんだ。鳴かせたときの甘さが引き立つから」
音幸「あんた、本当に趣味が悪いな
……
」
――
②
達哉、音幸の顎に手を添えてそのままベッドへ押し倒して抱きしめ、愛おしそうに頬を寄せる。
音幸は抱きしめ返さずただされるがままに、天井を見上げる。
音幸(モノローグ)「俺の”ご主人様”は、自分の話をしようとしない。世話の時間が取れない訳も、そんな疲れた顔でこの後どこへ行くのかも、たかがペットには関係が無いらしい。知ったってどうしようもないのに
――
なんとなく、嫌だった」
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