enoki181
2025-05-22 19:28:40
12422文字
Public リプレイ
 

【ストリテラ】基本侵蝕値99%

俳優:守部さん、エノキ
シナリオ https://talto.cc/projects/GMrsckAGvRQfeUhBFXBay


▼イベントチャプターB「勧誘」


後輩PCが一人で行動していたところを、所属しているところの敵対組織の構成員に勧誘されます(UGN所属ならFHからの勧誘、など)。
UGNに勧誘されたならFHから足を洗うチャンスですがジャーム化直前の先輩PCに居場所はないでしょうし、FHに勧誘されたのならジャーム化しても先輩PCと一緒にいられるようになるかもしれません。
PL同士で内容を相談のうえ、演出してください。
(2人で遊んでいる場合、先輩PC役のPLがNPC役を務めてください。)


朝下 ラケ:「……え?ファルスハーツがどうして今更、私のところに……!?」
思わず身構えて相手の目を見た。
この力をもってすれば真意を見抜くことなど簡単。
……それでも、あの研究所が私を取り返しに来たという事実は受け入れられそうになかった

GM:「306番」と、研究所にいた頃のナンバーであなたを呼ぶ。

「お前の力が必要なんだ、戻って来てくれ」
「また皆で暮らそう。ほら、あの頃の皆もいるから」
「お前の力が必要なんだよ」

朝下 ラケ:「……も、」
「もう私をその番号で呼ばないで……!今の私にはちゃんとした名前も、その名前を呼んでくれる人もいるんだから!」
「同窓会のお誘いなんてお断りです。今の私のお家はUGNですもの!」

朝下 ラケ:瞬間、大きな光が辺りを包む。
フラッシュの合間に彼女はこの場を離れたらしい。
勧誘は失敗した。
もちろんそうだ。
今の"首の無い天使"には使命がある。
先輩と最期を共にするその時のために


▼昨日と同じ今日

学校で、或いは職場で。変わらないように見える日々が、仮初のものでしかないことをキミたちは十分過ぎるほど理解している。同時に、決して切り離すことのできない、かけがえのないものであることも。キミは《助演》を見かけ、話しかけた。


朝下 ラケ:とある昼下り、"首の無い天使"が鼻歌を歌いながら洋菓子店の箱を抱えて支部に戻ってきた。
これは束の間の平和な日常……
「じゃじゃーん!お菓子の差し入れをもらっちゃいました!」
「休み時間とかに皆さんでいただきましょう!」
彼女は一足早くフォークと皿を準備している

[ 朝下 ラケ ] コレクト:0 → 3

天保 空穗:「じゃあ紅茶でも淹れようかね~」
湯を沸かして茶葉を選び始める。
わぁと歓声のあがる支部員たちに笑みが深まった。仲のいいほうだよな、うちは。

天保 空穗:「ラケ君、ラケ君」
ちょいちょいと手招き。
「功労者のキミには茶葉を選ばせてあげよう。今日の気分は?」
缶をパコッと開けると、いくつも紅茶の茶葉が入っている。

[ 天保 空穗 ] コレクト:0 → 1

朝下 ラケ:「ん?またですか?この間も功労者だったような……
「ううん。今日の気分は~……これ!」
フルーツにはこの香りのが合うんですよと解説を入れながらダージリンを選んでいる。

そして支部メンバーの休み時間が重なった頃、穏やかにティータイムが始まった。
「こんなの、いつ振りですかね」

[ 朝下 ラケ ] コレクト:3 → 4

天保 空穗:「皆ちょいちょいと忙しかったからなぁ」

「そういえば、宿題、やってるか?学校にはちゃんと行くんだぞ」
年上ぶって学生のメンバーに声をかけたりする。
ごっこだとしても自分たちには日常が必要なのだと、考えを改めた。バケモノではないのだから。

「あーこんなにたまって……ラケ君、教えてやっておくれよ」

[ 天保 空穗 ] コレクト:1 → 3

朝下 ラケ:「あらっ、私が先生?ノイマンは厳しいですよ」
学校って大変だろうなとのんびり考えていた。
私の暮らしは昔からずっと、レネゲイドと共にある。
……非オーヴァードと一緒に生活とか、難しそう。

朝下 ラケ:「……あっ、これ美味しいです!」
単純に美味しそうだと思ってケーキの上の苺を頬張った。
無意識のうち、ありもしない悩みを忘れるためだったかもしれない。
こんな時間がずっと続けばいいのに

[ 朝下 ラケ ] コレクト:4 → 5

天保 空穗:「な、ノイマンは怖いだろ?ちゃんと学校で勉強しておいで」
「私?教えないよ!頭はよくないんだ!音楽と芸術の点数はよかったけどね」
学校のトークで盛り上がる中、ラケ君の反応が鈍いのは少し気になった。

天保 空穗:「どれどれ……ほんとだ!」
苺を頬張って笑う。
「明日も、というか、毎日食べられたらいいのにな!ケーキって」
美味いのに、腹半分で止まっているような、どこか満たされない気持ち。ただ、こういう幸せの象徴の菓子が、明日も約束されてないからだってだけだ。人間ならだれしも抱える気持ちだ。そう信じたかった。
「なあ、ラケ君、明日ももらってきておくれよ!」

[ 天保 空穗 ] コレクト:3 → 4

朝下 ラケ:「ええっ、明日もですか?もう~」
その言葉に曖昧に微笑むことしかできない私の、何が天使なのだろうと思った。
幸い窓からの逆光で表情はよく見えてないみたいだった

[ 朝下 ラケ ] FP:1 → 2