enoki181
2025-05-22 19:28:40
12422文字
Public リプレイ
 

【ストリテラ】基本侵蝕値99%

俳優:守部さん、エノキ
シナリオ https://talto.cc/projects/GMrsckAGvRQfeUhBFXBay


オモテとウラのRPG ストリテラ 「基本侵蝕値99%」



オープニングチャプター


場所はPCたちが所属する支部の一室。後輩PCは所属組織の上司に呼び出されていた。
そこでキミは、先輩PCの侵蝕値がもうすぐ理性を保っていられる上限を迎えようとしていることを告げられる。
誰より先輩PCの近くにいたキミは、この時を予感していただろうか。
上司のせめてもの情けなのか、はたまた戦闘能力のある人手の問題か。ともかく、キミに彼の処分の命令が下ったのだ。
話が終わり部屋を退室したところで、先輩PCと鉢合わせした。
いつからそこに?どこまで聞かれていた?
足を止めて、キミ達は少し会話をすることにした。


GM:支部長以上日本支部長以下の偉さくらいの人ってことで、本部エージェントが命令を下します。
本部エージェント:「首の無い天使 ニケ、これは命令です」

朝下 ラケ:「そ、そんな……!私、聞いてないですよ!先輩がそんなことって……!」

朝下 ラケ:「こ、こればっかりは支部の一エージェントとして言わせてください!先輩のし、処分って言ったって……どうして私がそれをしなきゃ、いけないんですか……!」

本部エージェント:「彼に一番近いのがあなただからですよ」
「あなたが戦闘要員でないことは重々承知ですが、そのほうが警戒も薄れる。隙をつけないほどでもないでしょう」

本部エージェント:「……彼の最期を人として終わらせたいのなら、あなたがやるべきだ」

朝下 ラケ:「……ううっ。確かに、レネゲイドに侵されて人の形を保てないまま終わるくらいなら、それを見届けるぐらいなら、ですが……

朝下 ラケ:「……わかりました。"首の無い天使"、その命をお請けいたします」

朝下 ラケ:「でも、少し、一人にさせてください。……」こんな感じで退室します

天保 空穗:「おや」
部屋を出て歩いているところを見つける。
「ラケ君!どうした、下を向いてしまって!」

朝下 ラケ:「……おわぁっ!せ、先輩!きょ、今日は支部にいらっしゃったんですね……!」超ドキドキ

朝下 ラケ:先輩はつい数日前別の区の作戦支援の任務に行っていたはず……!こんなに早く戻ってくるはずが……

天保 空穗:「いるだろう、そりゃぁ。所属なんだから」
「ああ、応援のことを言ってるか?はやくおわったよ!」

天保 空穗:「……体調でも悪いのかい?酷く汗をかいている」
自分の動きに合わせ、横にいる緋色の塊――従者も首を傾げる。

朝下 ラケ:「あっ、えーと、あ、あはは……お早いお帰りだったんですね。びっくりした……

朝下 ラケ:「げ、元気です!ほらっ、この通り!ねっ!」従者に同意を求めている

天保 空穗:「ンンン?」
従者と共に逆方向に首を傾ける。

天保 空穗:「ふーむ……疲れているなら早く休むといい!あまり頑張りすぎないことだ!」

天保 空穗:「私もしばらくは落ち着くから、頼ってくれていいぞぉ!」
テンション高く

朝下 ラケ:「さっ、さすが先輩!頼りにしてますよ~!」隣でぱちぱちしてる

朝下 ラケ:「あはは、今日は早寝しなきゃですね……。先輩もお友達も、健康第一で!じゃっ!」ドタドタとその場を去ろうとする

天保 空穗:「お友達の健康は第一ってもんでもなぁ~?」
細い瞼の奥から薄らと空色の瞳を覗かせて見送る。

天保 空穗:「……やっぱり、変だな」
独り言ちる。
変だ。さっきの彼女も、最近の自分も――何をしても満たされない。満たされないならいっそ壊してしまえと叫ぶ。
きっと、終わりのときは近い。

朝下 ラケ:駆けていった先の部屋、ドアに寄りかかってそのままずるずるとしゃがみ込んだ。
「私がやらなきゃ……

GM:話を終え、キミたちはそれぞれ歩き出した。
逃れようのない結末の時へ向かって、時間は当然のように進んでいく。