芹沢亀吉
2025-04-15 22:58:27
14137文字
Public 菊タブー
 

黄金黙示録

暴虐な軍国主義者の楠木武が恥をかく物語の通算114話目。とある遊戯王カードの背景物語が気に入ったので参考にさせて頂いた。残忍描写濃い目かつ性加害描写もあるので18歳未満の方は閲覧しないように。出番自体は少な目でもしっかりと恥はかく、それが今作の楠木武。


 部下に暴行を加える度脳内にアドレナリンが大量分泌され興奮し、暴行は全て快楽を得るためという楠木の性質は覚醒剤を止められない中毒者とほぼ同じ。気弱な軽部孝士たかし一等陸士に「この楠木はいつでも貴様を大切に思っているぞ!」と言いつつ暴行を加え続け死なせた挙句事故として処理と最早殺人犯に成り果てたこの外道は言行不一致が余りにも酷い、酷過ぎる。
 
「おいお前、今日からウンコ喰い太郎と名乗れ!未来の陛下である俺が直々に命名してやったんだ!その名前大切にしろよ!」
 
 義仁の一人息子靖仁やすひとに下品な命名をされ、森戸もりと雀詔じゃくしょうは屈辱感に打ちのめされた。極右団体、大和連盟を率い旧皇族の血統に物言わせ日本の政財界に多大な影響力を持つ森戸ではあるものの、驕慢な性格故皇族達から嫌われ義仁、靖仁親子からは軽蔑さえされている。もっとも清仁、そして靖仁を見ればわかるように数々の特権により甘やかされ続けた皇族共は森戸以上に驕慢だが。
 
「おい、ウンコ喰い太郎!お前大和連盟内で自分のことを「陛下」と呼ばせているそうだな!平民の癖に生意気だぞ!罰ゲームが必要だな!」
 
 靖仁が森戸に強要した「罰ゲーム」、それは大和連盟本部の講演室にて楠木との性行為に励むこと。森戸の陰湿かつ執拗なパワハラに苦しむ大和連盟の構成員達はその森戸が辱められる様子を画面越しに観て笑い転げ、他の構成員達同様旧皇族森戸のパワハラの標的にされ続けた楠木は「復讐」を果たした充足感に加え成人男性の裸体を貪る快楽に酔い脳内アドレナリンの分泌量が天井知らず。ネット上の性的少数者差別に毒され楠木の復讐心を駆り立てて性暴力を扇動する靖仁のやり方は卑劣そのもの。
 
「殿下!この楠木は積年の恨みを晴らした今天に昇る心地であります!これも全て森戸との場を設けて下さった殿下のご尽力の賜物!それでは行って参ります!」

「待て、楠木!何処に行くつもりだ!?戻れぇ!」

 今の楠木は性暴力直後の興奮状態故大画面に映る靖仁の制止も全く効果が無く、全裸姿のまま駆け出した。疾走中の全裸男楠木は弛みきった腹部をプルプル震わせ、汚い尻には最近森戸に折檻された時の赤い腫れが目立つ。その森戸は恥辱に耐えかねたった今己の舌を噛み切り自害したが。元から下品な上やかましい楠木の笑い声は興奮状態になると更に酷くなり、行く手を阻む警備員全員を即失神させた。
 
「陛下!天皇陛下!この楠木の全裸をご覧下さい!あのミケランジェロのダビデ像の勝るとも劣らない肉体美を!おっとこの楠木の肢体は毎日太陽を浴び続けた小麦色故冷たい大理石の像には無い温かみがありましたか。いずれにせよこの楠木の全裸をご覧になられた陛下は天下一の果報者です!グハハハハ!」
 
 外に出た直後に御料車の車列を目にして興奮が臨界に達し、あろうことか今上天皇に己の中年太り真っ盛りの全裸を見せびらかす楠木の露出魔ぶりは最早歴史的、かもしれない。興奮が臨界状態の全裸男楠木の下品な笑い声は車列を警護する白バイ隊員達を次々失神させ、御料車に向かって手持ちの日章旗を振っていた信奉者共も白目を剥きバタバタと倒れていく。車内の清仁一家に至ってはブクブク泡を吹きそのまま全員帰らぬ人となり、楠木本人もアドレナリンの血中濃度が許容値を超え急性心不全により命を落とすことに。
 
「靖仁!いくら何でもあれはやり過ぎ、と言いたいところだがでかした、でかした、でかしたぞ!皇族気取りの糞森戸ばかりかあの糞兄一家が全員くたばって気分爽快だ。これで俺の世が始まる。良い機会だからそろそろあの糞爺にも「崩御」して貰おう。あいつが即位後の俺に色々口出しする前に先手を打つ。」
 
「あの糞爺が「崩御」すればもうパパの邪魔する人はいなくなるね。今回の件はあの口髭変態野郎がウンコ喰い太郎を犯して興奮しそのまま暴走したことにすれば完璧。あの糞爺は長男一家の全滅にショック受けて亡くなったことにしようよ。」
 
 かくして政仁は義仁の即位前に「崩御」し、清仁一家全滅の件が楠木1人のせいになったのも義仁親子の計画通り。裏の人脈を使い実父を亡き者にした義仁の悪辣さは亡き実兄のそれを凌ぐ。
 
 現在日本のネット上には民族差別扇動デマが溢れ、生前SNS上に民族差別扇動デマをばら撒いていた楠木も今では在日クルド人認定され浅黒く口髭を生やした彼の顔を「クルド人顔」と呼ぶ輩まで現れる始末。