トビハネ
2025-04-11 05:22:01
16714文字
Public 二次創作
 

BACKDOOR

マ二様が供物の中に混じっていたマイクロチップを脳みそに差してみるとコンピューター用の変態洗脳ウイルスに汚染されてしまい、その余波で各地の機械や自身を信仰する人間たちにまで変態洗脳の影響が及び、最終的に変態機械の神に堕ちてしまう話。

R-18、変態洗脳、尊厳破壊、チン振り、🍄✂️要素、他諸々の無様要素有り


………っと」
激しい戦の場から少し離れた場所に降り立ったマニ。
「さて、我が信者たちはどう戦っているものかな」
神の目を通して戦場を見てみると、どうやらこれはイェルスとエウダーナの戦争らしい。
先進的な技術を重視する国であるイェルス兵の殆どは機関銃で武装した機械兵であり、ゴーレム等の大型の機械兵器を操縦している生身の兵士もいた。
一方のエウダーナは伝統を重んじる国であり、魔術や弓矢等の古くより使われてきた攻撃手段をもって機械兵たちの攻撃に応じていた。
「戦況は……どうやらこちらの方が優勢らしいな」
自身の信者も多いイェルス側の猛攻がエウダーナを若干押している状況であり、伝統に固執する者が追いやられている光景にマニは小気味良い気分になる。
「そうだ。合理性に欠ける古き者は淘汰され、お前たちは機械によって完璧に支配されるのだ」
優越感に浸ったマニはその場で高らかに宣言し、笑っていた。
(良い様だ、我が信者たちも素晴らしい働きをしているせっかくだし、もっと近くで見させてもらおう)
信者たちの闘争に興味を示して戦場に立ち入ろうと考えるマニだったが、急に姿を表すと信者たちに無用な混乱を招いてしまうかもしれないと思案する。
(何か良い方法はおお、丁度いい)
足元を見渡すと、小型の自走砲の装甲が転がっているのを見つける。
戦の中で破壊されたのか下部のキャタピラ部分が大きく破損しており、裏返すと大きな穴が空いている。
兵器としては使い物にならない状態だったが、丁度人間一人が中に入れるだけの空洞がそこにあった。
(身を隠すにはうってつけだなよいしょっ、と)
壊れた自走砲の装甲を被って屈みながら歩いてみると、あたかもキャタピラで移動しているかのような鈍い動きを再現出来た。
(もう少し滑らかに動きたいところだが、遠方のエウダーナ兵の目を誤魔化すには十分だろう)
自走砲への擬態が完了するとその場で静かに集中し、戦禍の中へとテレポートする。

(おお、やってるな)
イェルス陣営側の前線から少し離れた場所に出現したマニ。
周りには自身の信者と思わしき機械兵やゴーレムの乗り手が大多数を占めており、エウダーナ兵の魔法の矢を打ち消す為の的確な砲撃を行っていた。
その一方で怒号を上げて血気盛んに機関銃を乱射するイェルス兵も混じっており、恐らくイーヴァンの信者なのだろうと感じ取るマニ。
戦の中で彼らはかなり高揚しており、良く言えば勇敢に、悪く言えば狂戦士のように己を省みずに突き進んでいた。
(凄まじい勢いだな完全に目の前の敵と戦う事だけに夢中になっているようだ)
背後を警戒する事も無く、少々危なっかしいが味方を誤射するような様子も無いので、マニは彼の背中を追って少しずつ前線へと出てみようと考えた。
(いいぞ、その調子だ忌々しいエウダーナの兵どもを存分に蹴散らしてくれ)
機関銃で次々とエウダーナ兵を狙撃していく彼は大勢の兵を相手に高揚しているようで、流石は戦争と闘争を好むイーヴァンの信者といったところだと感心するマニ。
(しかし仮にも自走砲の装甲を被っているとはいえ、一度も砲撃しない不自然な存在を疑問に思わないのだろうか?)
先陣を切って前進していくにあたって背後は他の味方に任せているのかもしれないが、かつて神々を裏切ったマニにとっては彼の姿がいささか無防備過ぎるように見て取れた。
(仮に私がエウダーナのスパイならば、ここから矢でも射って仕留めているところだぞ少しは周りを警戒したらどうなんだ?)
蛮族のようになりふり構わず突き進んでいく背中を覗き見ながら、つい思案してしまう。
(あの様子では、私が敵方に砲撃するように見せかけて、実は戦場で堂々と射精する変質者だったとしても、それに気づく事も無いまま戦い続けるのだろうな)
マニは変質者が発射した体液が付着したまま暴れ回る兵士の姿を想像し、ため息をついていた。
しかし、マニの思考を司る回路の歪みによって、本人の意思に反して現実に行動を起こし始めてしまう。
(なんとも愚かな信者だ変質者に襲われたとも知らずに、浴びせられた体液を散らしながら敵陣に突っ込んで行くのだろう)
マニの認識の中では哀れな兵士の背中を想像しているだけなのだが、現実には装甲の中で身体を動かしてブリッジの姿勢となり、露出させた自身のレールガンを砲台の中に突っ込んでいた。
(もし仮に敵に討たれたなら、その死体は体液と共に敵味方に踏みにじられて見るも無惨な姿となり、埋められる事も叶わずにやがて干からびた体液ごと朽ちていくのだろう……?)
無様な姿で打ち捨てられる兵士の姿を妄想して軽く昂りかけている事に違和感を覚えたマニは、目の前の天地が逆転した光景を初めて自覚して戸惑った。
(ま、待て!!私に何が起きている!?)
訳の分からない状況に困惑し、砲台の中で発射の準備を整え始めている自身の生殖器の駆動音に焦りを感じる。
(おおいまさか……!!今すぐ、鎮め……ん゛お゛お゛っ゛!゛!゛?゛♡゛♡゛♡゛)
慌ててレールガンを止めようとしたマニだったが、すぐ隣でイェルス兵が発射した銃の音につられて絶頂してしまい、銃口から押し出された冷却水が自走砲の砲台から勢い良く放たれてしまった。
「ぐわあっ!?貴様っ、何しやがる!!」
不幸なことに真正面にエウダーナ兵が突撃していたらしく、計らずも身を守った形となったが、マニにとってはただただ気まずかった。
(くそっ!このままではイェルス兵に変態が紛れ込んでいると噂されてしまう直ちに始末しなければ!!)
マニの改造された性器は正規のレールガンとしても使用が可能であり、多少品の無い手段になるがこの体勢のまま光子弾を撃てば自走砲の狙撃に見せかける事も出来ると考え、銃身にエネルギーを込め始める。
「姑息な機械で我々を愚弄しおって!!これでも喰らえ!!」
しかしずぶ濡れのエウダーナ兵もまた冷気の矢を放ち、マニの被っている装甲を狙い撃つ。
(ふん、神である私が人間の魔法等で負ける訳、が……っ!?)
命中した冷気の矢は自走砲の装甲を素早く凍てつかせると、装甲が粉々に破壊され、あられもない格好のマニの姿が遂に衆目の中で暴かれてしまった。
「し、しまっ……!!?」
突然現れた機械の神に両陣営がざわつき、砲撃の手が止まり、視線が一点に集中する。
しかしそれ以上に目を引いたのは神にあるまじき品の無い姿勢であり、尚且つそれが下半身からレールガンの露出を行っている事だった。
「こいつは!?イェルス共が信じているという、あの、マニとかいう神か!?」
「否、こんな無様な姿をしている奴が神な訳が無いだろう」
「イェルスの機械工学は変態的だと聞いていたが、まさか文字通りの変態がいるとはな
「やはり彼等はこの時代から排除すべき存在なのだ。穢れた技巧と変態性癖でティリスの秩序を乱す異端共め」
エウダーナの兵士たちによってハッキリと変態だと指摘されてしまい、マニは今すぐここから逃げ出したくなる。
(こ……こんな………こんな、筈では……♡)
しかしながら、自身の情けない姿に視線が集中しているという状況に劣情を覚えさせる歪んだ思考回路が、逃走手段の最適解の算出を妨げる。
「あの野郎!!さてはエウダーナのスパイだな!!?」
「どうも怪しいと思ってたんだ!突然現れるなりフラフラ彷徨きやがって!!」
「俺たちのマニ様を……よくも、馬鹿にしてくれたなっ!!!」
イェルスの兵士や自身の信者たちからも完全に偽物だと思われているどころか、裏切り者だとすら認識されてしまい、四方から罵声と怒声を浴びせられる。
(くっ♡屈辱だ……屈辱、なのに……っ♡♡)
恥辱と焦燥のあまりに全身の回路が混乱し、自分の不甲斐なさにすら欲情するようになってしまう。
両手と両脚はプルプルと震え、レールガンは暴発寸前のまま発光して起立し、心身の過剰な興奮から熱々に煮えきった冷却水が頭の中を満たしていく。
(にげ……なければ………♡♡♡)
理性と意地でどうにか逃走方法を探り、劣情で満たされた思考に支配されながらも辛うじて帰還の魔法を発動させた。
だが帰還の魔法は時の管理者に引っ張り上げて貰えるまで少しばかりの時間を要してしまう。
それまでの間にせめて多少マシな場所に逃げようとテレポートの魔法を唱えようとした瞬間、突然激痛が走る。
「ん゛ほ゛お゛っ゛!゛!゛?゛!゛♡゛♡゛♡゛」
「何のつもりだ!!!変態イェルス兵め!!!」
悲鳴を上げた後にどうやら自身の生殖器を蹴られたらしいという事を理解し、痛みと快感で頭の回路がバチバチと音を立ててショートし、朦朧とするマニ。
(いかん、このままでは……♡♡♡)
発射する機会を見失いエネルギーが過剰に充填されたレールガンが蹴られた衝撃で暴発しそうになっており、それを防ぐためにも早くこの場を立ち去りたかった。
「ティリスの秩序を乱す武器を下品な場所に取りつけおって!!今すぐ斬り落としてくれようぞっ!!!」
エウダーナの老兵が大剣を高々と掲げ、歓声と罵声が飛び交う。
それを見たマニは身の危険を感じるが、危機への認識が汚染された思考回路によって歪められ、強烈な快感へと変換されてしまう。
「に、逃げ…………ん゛お゛お゛ぉ゛~゛~゛~゛~゛~゛っ゛!゛!゛!゛!゛♡゛♡゛♡゛」
全身を流れる快楽によって制御を失い、嬌声と共に腰が勢い良く突き上げられ、レールガンが大爆発した。
「ぬわああああーーーーっ!!!」
しかしそれと同時に不思議な力に引っ張り上げられ、周囲の兵士たちが吹き飛ばされる中、マニは戦場から姿を消した。


『イェルスはいかがわしい神を崇める変態国家である』
『エウダーナの兵士がイェルスの変態兵器によって奇襲を受けた』
『戦場を駆けるイーヴァン信者が機械の神の格好をした変質者に襲われたらしい』
あれ以来、下界ではこのような噂が広まっていた。
殆どの目撃者に偽物だと思われた事でマニ本神が犯した行為だとは認識されていないのがせめてもの救いだったが、それでも風評被害は免れなかった。
各地でガードとして雇われていたイェルス兵は徐々に他の民族に取って変わられ、弾圧を恐れた一部のマニ信者は地下にシェルターを建てて引きこもるようになっていた。

「フーーーーッ……フーーーーーッ……♡♡フーーーーーーン………ッ♡♡♡」
しかしその下々のざわめきを聞いているだけでどうしようもなく昂ってしまい、暴発したレールガンの執拗なメンテナンスに及んでしまうマニだった。