望月 鏡翠
2025-01-29 17:04:40
6208文字
Public 世界観共有
 

001

世界観共有/ダーリンランデヴー!


一、ルィルル・エィルルとの面談
 施設内、尋問室を利用して対面。十数分の会話を行った後、彼女に対する印象の聞き取りを行った。安全のため、ルィルル側のみ武器の携帯を許可した。

「今、お会いした方はルィルル・エィルルというのですね。記憶しました。ダーリンとAg:47職員の関係について、聞かせてください。俺は、彼女に対して様をつけるべきですか?」
 *職員からの回答:職員の呼称に対して、組織内の規定はない。相手の希望を確認すればいいことを回答し、質問に答えるように促した。
「わかりました。では彼女をなんと呼ぶべきかは、次にお会いしたときに確認します。会話の最中に、考えたことをいいます」
「とても大きい人だと感じました。この体は生前の俺よりも背が高いですが、それよりも更に大きいですね」
「手にしていたのは、武器だと考えました。合っていますか? そうであるならば、俺の異能と、相性はいいでしょう。遠心力や過重、そうしたものと組み合わせて使うことで効果を発揮します。ですが、具体的立ち回りについての提案は、現時点では難しいです。俺は、自分の能力を知っていますが、使ったことはありません。当然、それを他人に使わせたこともありませんから。使用感について正しく伝えることは難しいです」
「人柄について。非常に穏やかで話しやすい方だと感じました。今の社会において、俺たちは脅威になると認識していますが、合っていますか? はい。その脅威に対する憎しみや恐怖を、感じませんでした。きっと恐怖を感じないでいられるだけの、自負があるのでしょう。あの火傷は、ダーリンとの戦闘時のものですか?」
 *担当職員の知らない情報だったため、回答しなかった。
「すみません。俺は、不躾なことを聞きました。もし、俺の発言が彼女に伝わるのであれば、謝罪を伝えてください。良好な関係を築きたいと思っています」
 聞き取りの結果は以上となります。