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望月 鏡翠
2025-01-29 17:04:40
6208文字
Public
世界観共有
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世界観共有/ダーリンランデヴー!
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新たにAg:47の監視下に加わったダーリン「ラダ」について。
更に詳細な聞き取りを行うために、彼女(彼)の生きた時代と、現代についてすり合わせを行った。共通語は理解しているものの、受け答えに不明瞭が点があり、偽証が疑われていた。生前の罪についても、当初は判然としなかった。
ダーリンが生前の罪に纏わる異能を持つことから、罪状を正しく把握することは不可欠である。
Ag:47職員の調査と聞き込みの結果、以下のことがわかった。
まずラダの生前名ノイ カシパ ウタネ コン マヨリに該当する犯罪者は記録に残っていない。これは、当時彼を裁いた行政が、その本名を正しく記録していなかったことが理由である。
裁判記録にある彼の名前は、ジョンである。(*これは無名とほぼ同じ意味で使用されていた現地のスラングである)
その後、同名で戸籍登録されていたことが、ラダの記録が残っていない原因である。俗称はディレイルボマー。
生前の記憶は有していたものの、生前の彼は西暦を用いない文化で生活していたことと、蘇ったときと性別が異なっていたことが、特定が難航した原因である。どんな罪を犯したのかや、どうやって死んだのかを具体的に聞き取ることで、時代と場所を特定した。同様の罪状で逮捕されたものは多くいたが、決め手となったのは彼の判決を下した判事の名前である。
記憶力自体は悪くないようで、ラダはその男の名前をはっきりと覚えており、裁判記録との照合が可能になった。
ラダの能力名は「脱線」である。国土の一部の領有権を主張して非正規の戦闘行為を行い、一連の破壊活動と人民の煽動を含めて、内乱罪で起訴されている。
その中で最も多くの犠牲と被害を出した行為が、鉄道への破壊活動だったことが、異能と俗称の由来であると推測される。
ダーリンとしてのラダの異能は、鉄道の脱線事故ほどの威力は有していない。
ただし、これは自己申告によるものであり、検証する必要がある。
任務に対して、積極的な姿勢を見せた。
実践投入が可能かどうか、職員や他ダーリンとの相性を判断してもらいたい。
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