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ベコ
2024-11-18 22:52:17
4956文字
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CP無し
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ギャメルは俺が育てた
セザールとギャメルの出会いから別れまで。
※セザールの人物像思いっきり捏造してるのでご注意ください。
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心臓を貫いた感触が、浴びた血の熱さが、耳に響く呻き声が、事切れていく人間の様子が、ずっと頭から離れない。寒くもないのに身体が震える。気持ち悪い。何も食べてないのに、胃の中から何かが込み上げてくる。吐きたいのに何も出てこない。苦しい。気持ち悪い。
「最初は誰だってそんなもんさ、そのうち慣れる」
なんでもないことのように語りかけながら、セザールは蹲るギャメルの背中をさすってやっていた。
「ま、無理だと思うんならさっさと辞めちまえ。こっちだって足手まといは迷惑だからな」
突き放す言い方ではあるが、まだ引き返す道はあると示しているようにも受け取れる言葉だった。
「
……
平気だ、こんぐらい」
青白い肌が更に白くなるほど拳を固く握りしめ、ギャメルは顔を上げる。
良心の呵責や罪悪感に襲われながら、それでも絶対に何かを成し遂げなければならないという強い決意を秘めた瞳だった。
―――
コイツは見込みがありそうだ。
ギャメルの将来に思いを馳せ、セザールは愉しそうに唇を歪めた。
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