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浮き流し
2024-06-19 20:39:38
9515文字
Public
イチ松
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能登半島を旅行するイチ松のお話
・pixivと同じものです
能登半島地震の平穏と追悼と一刻も早い復興を願って
小説と呼べるかどうかもわからないですが、拙いながらも初めて作品を投稿します。
イチ松大好き&復興祈願で能登半島を旅行してもらいました。
↓諸注意事項
※松本を地方のシティーボーイにしたいが為に石川出身にしてます。
※作者が石川にも東北にも詳しくないので多分齟齬が出てます
※できてるイチ松ですが挿入はないです
松本がリードしてます 雄な受けが好きなので。
※一部弱気な松本が出てきます
※令和設定
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ー・ー・ー・ー・ー
旅館に戻り夕飯を食べて部屋に入る。昼間には主役だったテーブルを押し退け、二組の布団が鎮座していた。布団と布団の間に空いていた隙間を詰め、仲良く並んで寝転がる。
「ご飯、美味しかったね」
「風呂も大きくてよかった。明日は女風呂と入れ替わるみたいだから、そっちも入ってみたいな」
「お湯熱いのに松本いつもより長風呂なんだもん。真っ赤だしちょっと心配した」
事実松本の顔はまだ熱を持っているのか、いつもよりほかほかと血色の良いままである。少し無理した自覚はあるのが、眉を寄せ若干口を尖らせて答える。
「そりゃ寮の風呂じゃゆっくりはできないし、折角のデートなんだ。なるべくイチノと一緒にいたいだろ」
松本が一之倉の腕を布団から引っ張り出し、手の感触を確かめる様に強く握る。なんだ、可愛い事言うじゃん。一之倉はにやけそうになる頬を引き締めながら話題を移す。
「水族館からのバス、間に合ってよかったよね」
「のんびり干支にちなんだ展示見てたらバスの案内放送流れたもんな。売店に人がたくさんいて安心したよ」
「置いてかれたら徒歩しかなくなるのに、松本お土産に集中するだもん、少し焦った」
「
…
折角だからおそろいのものが欲しかったんだよ」
水族館を出てからの松本は様子がおかしい。いつもの男前じゃない、拗ねた甘えん坊だ。
「嬉しいけどどうしたの」
一之倉が揶揄うと、松本はしっかりと手を握り直し、顔に不満を浮かべながら見据える。
「
…
イチノ、昼間魚に食い付かれてくすぐたがってただろ。魚なんかに色っぽい出させて。イチノはオレのなのにって、嫉妬した」
「えっ、オレは松本にさせなくてよかったと思ってるよ。あんなところで松本のエロい声、聞かせたくないもん」
突然の告白に驚く一之倉だったが、負けじと独占欲を仄めかせる。松本は聞いているのかいないのか、一之倉の手を自分の口元に近付け欲を浮かべながら続ける。
「オレが気持ちよくさせれた時も同じような堪えた喘ぎ方するし、夕飯の美味しそうにものを食べる口がオレのを咥えるときは精一杯開くとか、風呂の時の赤く火照った姿がいやらしいとか、ずっと考えてた。知ってるのはオレだけなのにって。」
嫉妬の炎が燃え広がっててきたのか、その口つきが段々と深く大胆になっていく。一之倉の手を余す事なく吸い付いていた口が、艶かしく動く真っ赤な舌で指先を転がし咥内深くに迎え入れる。熱い咥内と纏わり付く粘液の気持ち良さに、一之倉の息も釣られて荒くなる。一挙一動も見逃すまいと食い入る様に見つめる松本は、欲望にギラつく雄の目で。
「最後までしなくていい。けど、オレだけのイチノが見たい」
ここでやめると言われても、やめたくないぐらいには火がついた。舐めとられた指も素直に反応する股間も、体中が熱い。どちらともなく絡み合い、口を奪い猛りを押し付ける。
明日の観光を考えると、無理はさせたくない。ゴムは勿論ある。だけど多分、挿れてしまうと止まらない。片隅で冷静な思考が浮かぶが、互いの頭にあるのは互いを貪ることだけだ。
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