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2024-06-19 01:18:17
17331文字
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蠱毒な夢術廻戦:pixivバックアップ
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余光が染める空の下で。
シリーズ中第6話になります。
注意書きは1ページ目、もしくはシリーズ概要の方にあります。
このシリーズの閲覧、ブックマーク、いいね…いつもありがとうございます。
この小説、シリーズを読んでいただきありがとうございます。
とりあえずこのシリーズは、一山越えたことをご報告させていただきます。
最後のページに、あとがきという名の独り言・裏話的な内容も含まれています。
読まなくても支障はありません。気が向かれた方はどうぞ。
次回は、少し間をあけて投稿しようと思ってます。
ぶっちゃけ書きすぎて疲れてます、情報の整理も兼ねて休みます。
あとアニメBDを買ったんで擦り切れるくらい見ますね。
大体2週間後くらいになるかと。
車の上に立つ五条さんはカッコいいけど、普通なら車体が歪むよね。
そして免許持ってんのかな。
個人的には、身分証として持っていそうだし、スポーツカーの似合う見た目だと思います。
#オリ主 #五条悟 #夢術廻戦
2021年1月24日 20:02
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なんで
…
なんで!
わけがわからないまま、山道を駆けた。後ろからは化け物が追いかけてきている。
「ホォラ、逃げろ逃げろォ
…
」
そう言って、牛の頭が笑った。
お化けなんていない。化け物なんていない。
…
神様だっていない。
そのはずだった。
一緒に探検しに行った友達から「罰が当たったんだ!」なんて言われて
…
自分の口では信じないと言いながら、怖くなってあの石を捨てた。
…
これが罰なのか?
石をどこにやったのかと聞かれたあと、逃げるように家へ帰った。
何事もなかったかのように過ごしていたら、家に電話がかかってきて
…
それをとったお母さんが「_君、まだお家に帰ってないそうだけど、何か知ってる?」と聞いてきた。
昼前には別れたことを話して、そのあとは自分の部屋で震えた。
あの子は石を探しているのかも
…
もしかしたら一人で返しに行ってるのかも
…
なんて考えて。
じっとしているのに耐えられなくなって、家を飛び出した。
その道の途中で、女の人とすれ違おうとしたとき、声をかけられる。
「申し。そこな
童
わらは
」
言っている意味がわからなかったし、無視して通り過ぎようとした。
でも、その人は許してくれなかった。
「やはり見えておるな?そうだろう?」
そう言われて肩を掴まれた。
「離してっ!」
怖くなって振りほどこうとしても、その手は強く締め付けるように掴んできた。
思わず悲鳴を上げた。
「痛い!!」
「そうか、痛いか!痛いかァ!!」
女の人はそう言って高笑いを始めた。
その身体はブクブクと泡立つように膨れ上がっていき、顔が腕が変形していく。
肩を掴まれたまま、その様子を震えながら見ていた。
変形が収まると、そこには筋肉のついた巨大な男が立っていて
…
首から上が、角の生えた牛の頭になっていた。
その頭はニヤリと笑うと、掴んだ肩ごと放り投げた。
逃げて、逃げて、逃げて
…
その先で、つんのめってコケて、地面に身体ごと打ち付ける。
痛い
…
誰か、
「助けて
…
」
いつの間にかたどり着いていたのは、この町で一番大きな神社だった。
丸い小石たちが、身体の下でジャリジャリと音を立てる。
「フハハハハ!!神などいない!それを未だ人間はわかっておらぬのかァ」
そう嗤いながら、化け物は近づいてくる。
「この世に神など存在せぬ!いるのは物の怪、
妖
あやかし
、魑魅魍魎!!呪いの化身也!!」
這って逃げようとした背中を、踏みつけにされる。
「愉悦よのォ
…
崇められたモノがヒトから忘れさられ、その身を堕とす様はなア」
骨がギリギリと悲鳴を上げた。
「おかげで余も自由の身。
…
祝いに、お主も生きたまま喰らってやろう」
牛の顔が、ニタニタとこちらを見下ろしている。
嫌だ
…
嫌だ
…
ごめんなさい!ごめんなさい!!
何粒目かわからない涙がこぼれた。
…
神社には誰もいない。ただ、木々がざわめくだけだった。
「た、たすけ
…
」
「お主を喰らったあと、この忌々しい社も壊して
…
ッ!!」
ドッ!
…
という音と共に、砂煙が舞った。
「教師として見過ごせないな~。いじめはダメだよ?」
砂煙が晴れたとき、そこには一人の男と、それに抱えられた少年がいた。
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