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憂依
2024-02-17 22:44:46
20170文字
Public
供養シリーズ
供養③:これが俺らの愛の形/それが彼らの愛の形/これが僕らの愛の形(火緑)
書きかけのネタ供養シリーズ。うちの火緑の話。
書きかけの話の前書きで「どうでもいいですが、私の中ではうちの火緑はア○ヒスーパードライならぬ火緑スーパードライって呼んでます。全然うまくも面白くもないですね、ハイ。」とか書いてることからお察しの通り、あんまり馴れ合ってないけど一応付き合っているらしい二人というのが私の中の火緑像です。
かきかけすぎてやばいな、これ。高尾との話とか落ちをどうするつもりだったのか全く思い出せない。
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これが俺らの愛の形
それは、高校二年に進級してすぐの、ある春の日のこと。
その日は部活が休みで、火神はいつものように近場のストバスのコートへと向かっていた。
毎日毎日部活でバスケ漬けの生活を送り、休みの日はしっかり体を休めるように、とカントクの相田リコに言明されていても、火神は生粋のバスケバカだ。たまにアメリカにいる父親に送ってもらったNBAのDVDをみたりするくらいで、休日にやることと言ったらバスケくらいしか思いつかない。
これから行くコートも一年以上に渡って何度となく訪れている場所だ。
通い慣れた道のりを歩いていると、目的地のコートが見えてくる。
「
……
ん?」
ふと、火神はコートに先客がいることに気がついた。
休日に他の利用者と鉢合わせるというのは別段珍しいことではない。そのコートを訪れる自分のような常連とは何度となく顔を合わせているし、中には親交を深めている者もいる。
例え初対面だとしても、
そう思ってコートの入り口にまで来た火神は、中にいる人物に思わず言葉を失った。
男の手から放たれたボールは、高く放物線を描いてゴールへと吸い込まれていく。
通常より長い滞空時間を経た後、ザッ、とゴールネットが揺れる音が閑静な住宅街に響き渡る。
センターサークルから放たれたそのシュートは、ゴールとの距離など関係ないかというようにリングにかすることもなくまっすぐに決まった。
男の在り方をそのまま体現したかのような美しいシュート。敵であれば恐ろしいそのシュートも、今のこの状況ではまるで完成された芸術品のように見えてしまう。
遅れて響いたボールが地面に落ちて弾む音に、はた、と正気に返った。
今、まさにシュートを放った男に視線を向ける。
火神よりも高い、人並み外れた長身の体躯。眼鏡をかけた横顔は男にしては整ったものであり、その顔はひどく見覚えのあるモノだった。
「なんでお前がここにいんだよ!」
いるはずのない男がそこにいることに、火神は無意識のうちに声を張り上げていた。
当然、大声を出せば向こうも気がつくものであり。
転がったボールを拾い上げていたその男は火神の叫びに肩を揺らし、恐る恐る振り向いて、
「な、んでお前がここにいるのだよ!」
火神の姿を視界に入れて不快気に顔をゆがませながら、緑間真太郎は先ほど火神が口にした言葉と全く同じ内容を叫んでいた。
火神大我と緑間真太郎。
両者について知っている者がいるのなら、両者の関係をこう評するであろう。
相性最悪、唯一の天敵、あるいは水と油。
それは互いの性格だったり、プレイスタイルであったり。
相容れない両者は
だからといって特別仲が悪いというわけではないが、特別仲がいいわけでもない。
「別に俺がいようが問題ねえだろ。ここは俺のお気に入りの場所なんだよ」
「
……
「そういやあよ、ひとつ聞きてえことがあったんだけど」
「
……
なんなのだよ」
「お前ってさ、俺のこと好きなのか?」
そう問いかけた俺の言葉に、タオルで汗を拭いていた緑間の動きがわずかに止まった。
ただ、その顔には驚きも羞恥も何もない。表情一つ変えないまま、
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