Privatter+
Font
Serif
Sans Serif
Color
Light
Dark
auto
Font size
Large
Medium
Small
Language
Japanese
English
Sign in with Google
Sign in with ID and password
Account ID
Password
Sign in
Forgot password?
Create account
豆炭々炬燵
3966文字
Public
訳アリ心霊マンション
Clear cache
【カミ東】書きたいところだけ詰め合わせ
裏垢でのふせったー含む🔪🍮詰め合わせセット。幻覚強めご注意。
1
2
3
4
5
押せ押せ神様とたじたじ人間
何か冗談めいた事を言ったのだけは覚えている。そう何かを聞かれ返答した。
「(ん?なんかおかしい)」
気が付いた時には備え付けの照明が見えたあと、一緒にテレビを見ていたカミキリさんが私のことを見下ろしていた。
暫くしてから私はカミキリさんに押し倒されたのだと理解する。
「あまりこういうコト、したくない」
深く青いカミキリさんの瞳に映る自分の顔は随分と間抜けな表情をしているもんだ。
それが気に喰わなかったのかムッと顰めていたカミキリさんの表情が見えなくなる。視界いっぱいに広がる白い癖っ毛の髪。
あまり重くない重みと共に頬ずりされる感触に思わず目を閉じた。
「だけどこれで意識シテくれるなら」
まるで吹き込むように耳元で囁かれる言葉。ゾクリとした瞬間、ほぼ反射的にカミキリさんの肩を掴み上半身ごと起き上がる。
「大家サん、耳まで赤イ」
「~~~ッ! 誰のせいだと」
異議申し立てるも、目の前にいる相手は全く意に介していない。それどころか熱くなった耳を触るように両手を伸ばしてくる。その手を振り払う事も、顔を背ける事も出来たがそのどちらも出来なかった。
熱の籠った耳の輪郭をなぞり、私の頭を包み込むように添えられた両手がやんわり退路を断つ。
「愛おしいヒト、この世でたったひとつの僕ノ鞘」
心底幸せそうに笑うカミキリさんの顔に声色に白旗を上げる他なかった。私はどうもこの顔に弱い。
「降参だよ、ったく」
拗ねたように言っているが、自分自身顔が緩んでいるのが分かった。顔を自ら近付ければ、唇に柔らかな感触が伝わる。
触れ合うだけのキス。優しくてこそばゆいひと時に私は幸せを感じずにはいられなかった。
1
2
3
4
5
Reaction
If you make a mistake, you can cancel it by pressing the reaction.
Custom color
Reset color
広告非表示プランのご案内