akinoshiroihana
2026-06-23 20:56:03
5348文字
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名刺置き場17

ゲッター 
① 自ネタの「隼人おじちゃん」呼び事情
② あの台詞と残せなかった「形あるもの」でふわっと


⁂ 相互様オリジナルゲッター小説三次




『隼人の性格はしつけえ』とは誰あろう俺が言ったが

俺が降りるのも俺が出て行くのも
俺とお前以外全部死んでも
一緒に放り出すのも 付いてくるのも なんなら俺に縋りつくのも
どれ一つとして選ばなかったのがお前だ。選ばれなかったのが俺だ。

「放っていく」事はしないタチなのだろう、あの時、あの校舎が崩壊しださなければあそこからも或いは

たまにお前じゃないお前を「思い出」す奇妙な感覚があれば、
そちらのお前は亡くした母の形見を肌身離さなかった
ああ、俺の形見がお前にはあるかい
ああ、お前が俺を引きずるよすがが、手を離せなくなる鎖が俺には足りねえ

「放っていく」お前に、いまこの時、お前がとうとう呼んだ、俺が。

『ゲッターロボ発信準備 完了まで あと三十分』

そうだな、せめて
これから先もずっと続く悲しい時に お前が握りしめていられる ほんのちっぽけな「俺」が たったひとつでもあればよかった