usagipai
2026-03-12 08:39:48
7841文字
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お花見




最後に

「ルビーくん。私ね……ずっと引きこもっていたから、貴方と会うたびに、知らなかった自分や景色に出会えるの」

……あの日、貴方が外の世界を見せてくれた時から、私の世界は少しずつ変わっていった」

「ほら、見て。桜……こんなふうに綺麗な景色も、昔の私ならきっと知らないままだった」

「だからね……今度は私が、貴方を照らす存在になりたいの」

「貴方が私を照らしてくれたように……今度は、私が」

「この桜みたいに、そっと寄り添って……貴方の隣で咲いていたいの」

「だからね、私がんばるこれからもよろしくねルビーくん」