HAZURE_Mapo
2026-02-16 20:59:55
8879文字
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備忘録 その2

2025年8月と2026年1月に作った本の備忘録です。
主に本の装丁や当時の様子、少しだけ本の中身についてなど。



虚勢の腕(かいな)




2026年1月大阪スタオオンリー合わせで発行。
スターオーシャン6の脇役であるゲラルト・イル・ヴァイルが主役の短編本となります。
先に紹介した「銀河を駆ける鮮やかなアクアマリン」を脱稿したのが2025年11月末。
本当はここで止めるはずだったのですが、今書かなきゃいつ書くんだと一念発起して12月上旬から約3週間で上梓しました。
心身共に相当無理をしましたが、結果的に装丁や中身含めトップクラスの出来となったので何がどうなるかわかったものではありません。
Xにも少し進捗を載せていたのですが(私は何か作ってる時は進捗を載せることが多いです)体感的にこれが一番反応があり。
自惚れと思いつつも当初考えていた発行部数よりも多めに頼んだところ結果的に正解でした。
しかしこれは私の力ではなく、ゲラルト・イル・ヴァイルが魅力的な人物であるという証明だと思っています。
ヴァイル帝国に栄光あれ!



今まで発行した本と比べ、かなり毛色の変わったものになります。
今回の6冊の中で唯一の文庫サイズなので組版も合わせてご紹介します。


【装丁】
印刷所:株式会社RED TRAIN様
綴じ方:無線綴じ
サイズ:A6(文庫)
カバー:未晒クラフト108kg
    ベルベットPP加工
表紙用紙:紀州の色上質最厚口 銀鼠
本文:ペールカレン(かさね藤色)69kg
ページ数:36

【1行文字数】38
【1ページ文字数】15
【フォントサイズ】9.0pt
【行間】5.5pt
【上余白】15mm
【下余白】12mm
【ノド】15mm
【小口】12mm

【フォント】
築豊明朝Regular


恐らく今まで作った本の中で二番目に高級な仕上がりとなっています。(一番はSO2のモノ視点本)

大阪のスタオオンリーで出した新刊はこれと先に紹介したクロスオーバー本の二冊ですが、まさかの同じ印刷所様。
けどどうしても本文用紙のペールカレンが使いたくて。
用紙の色が薄い紫色なのでしっとりしたものや上品な話が合うと思い、それならゲラルトがメインの話であれば合うのではと。
印刷所様の予約も間に合いました。
しかし前述した通り、ここの印刷所様はカバー付きが標準仕様。
カバー下は考えていた案があったのでそれを二〜三日ぐらいで描いたのですが、肝心の表紙に割く時間はあまり無く。
なので持っていたお絵描きアプリの教本を取り出して調べ、デジタルの機能を最大限に使用してシンプル且つそれっぽく見えるように作りました。
描いたのは主役であるゲラルトがいるヴァイル帝国の紋章となります。
タイトル含めノイズをかけているのは彼の心の内を表したつもりです。
ちなみにタイトルの「虚勢の腕」も彼を意図したものなので、本当にゲラルト一色という世にも珍しい本になります。
本文の組版も前回のアシュプリR18文庫本の反省を生かして少し変えたのですが、理想に近い仕上がりとなリました。
フォントも初めて使ったものになります。実際に見てみるとクセが強く、話を選ぶフォントのような気が
けどゲラルトが主役だったからこれで良かったかなと思います。
そして文章はわざと「読みづらさ」を意識してしたためようと思ったのですが最終的にいつもの感じになりました。そんな芸当を私如きがするのは百万年早かったです。