なえつき
2023-09-16 22:37:12
9780文字
Public 『うちの上司は情緒がヤバい』
 

『一色ひかる誕生祭2023』

『うちの上司は情緒がヤバい』の2次創作小説です。会話テキスト中心です。


◯5.【昼:一色ひかる、御波柘榴、社長】

柘榴「ああ……私たちの婚姻届が細かく刻まれて……つまり今はまだ愛を育む期間――という意味ですね?」   
               
一色「何言ってるかよくわかんないけど、いきなり入籍迫られるのは困っちゃうから止めようね~」

社長「――まあまあ。多めに見てあげてくれ一色君。柘榴はキミの反応が楽しくて仕方ないのさ」

社長「ミステリアスな悪役ムーブをしている反面、実のところ寂しがり屋で構ってちゃんだからね?」

一色「わ! 社長さんだ~! お疲れ様です!」

社長「うん、お疲れサマ。通りすがりの社長さんだよ。――さて柘榴? いい加減、本当に渡したい方のプレゼントは出さないわけ?」

柘榴「ふふ、なんの事でしょう?」

社長「……全くキミは。誤魔化し方ばかり上手くなっちゃってまあ。そういうところ、お姉さんに似たのかな?」

柘榴「……

社長「不笠から聞いてるよ。確か先週だったかな? 一色君へ贈るプレゼント購入に付き合ったって話」

社長「不笠を年増だなんだと罵っておきながら、休日は仲良くショッピングとか。なんだい? 不笠への悪態は照れ隠しだったりするのかい?」

柘榴「……本当、昔からいい性格してますよね、貴女」

一色「えっ、えっ?」

柘榴「――ああ、もう! 一色せんぱい! 先程お渡しした封筒の底に髪留めが入ってるので! まあ別に誤って捨ててくれても結構ですので!」

柘榴「それでは!」