John
2024-01-14 16:01:25
3390文字
Public CP無し
 

折れない刃

今魔川トリオの全年齢向け小説。
ぐだぐだ超五稜郭のイベント内容を踏まえたお話。
服部くんがややメイン、服部くんお誕生日おめでとうございました。

 
正月も過ぎ伊東は城へ戻ったが、じっくり話す機会がない。
生前も、甲斐へ召喚されてからも、伊東の横には服部がいる日々が日常だった。
二人で一組のような扱いをされることも多かったが。
いつの間にか、服部は練兵と軍事行動、伊東は開発や改造兵の生産といった具合に担当が別れてしまい。
気がつくと、ここ数ヶ月、会うのも まれになりつつある。
もう何ヶ月会っていないだろうか、寂しいかという氏真の声が、服部の思考に思い出される。

「伊東先生」

服部は伊東の居場所を聞いて回り、わざわざ会いに行ってみた。
しかし。

「あ、服部君、久しぶり。っていってもちょ〜っと忙しくて。また今度時間をつくるよ」

じゃあね〜、などとぱたぱた手を振って伊東は足早に服部を置いて移動してしまった。まさかの対応である。
もしかしてこれは……と服部は思う。

「避けられているんでしょうか」