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煩悩
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カラキョウいろいろ
カラキョウSSのまとめ
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✎¦っぱキョウヤくんて子どもだし、守られるべきだと思うんですよ
タタタ、という聞き慣れた足音が耳に入る。急いでいるわけでもなく、ゆったりしているわけでもない。ごく自然な足運びと軽やかな足捌きが織りなす聞き心地の良い音だ。
「あ!カラスバさ〜ん!」
ビルの上からあの子の声がした。見上げると、帽子を手で押さえながら笑顔を見せるキョウヤの姿があった。
「今日も空を散歩か?怪我せえへんようにな」
「はい!今日は天気も良いから俺のポケモン達も外に出たがってます!」
「ほんなら出したり、ポケモンにも日向ぼっこが必要やさかい」
「そうします!あ、すみません、俺はこれで!」
「ん、気いつけてな」
俺の言葉を聞いて少し口角を上げた後、キョウヤはどこかへ行ってしまった。
ミアレの青空が守られたのはキョウヤのおかげだ。まだあどけなさを残すあの子の声と笑顔が、ミアレの街を救った。
「子どもがやってええ事やないわ」
子どもとは本来守られるべき存在であり、守るべきはオレたち大人であるはずなのに。人災とも言える彼の事件の行く末を、オレ達大人は子ども達に託した。
「
…
おおきに」
大切なミアレを守ってくれたあの子。大切な思い出を掬い上げてくれた、キョウヤという名の子ども。
「こんな仕事やから、オレはそっちには行かれへん、せやからはよ降りといで」
今度はオレがオマエを守ったるさかい、はよオレの隣に立ってくれへんか。
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