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保科
2025-10-18 22:27:04
3496文字
Public
スタレ
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法はザグレウスにありて
これはキュレネ先生がくれたサフェアグだ! 第6269299回目の永劫回帰についてのツイまとめ 当時の文面をちょっと修正
1
2
「
……
セファリアのことなど、嫌いです。
いつも飄々として、私をからかってばかりで。肝心な願いは叶えてくれないし、勝負だってずっとお預けのままで。
……
でも、良いのです。私は、私のものをすべて取り戻した暁に
――
貴女より素敵な高笑いをして、この崖を離れると決めているのですから
……
!」
「とかさ、そういう事を油断してすらすらくっちゃべっちゃうのがお嬢ちゃんの悪ぅいところだって、早く気付けるといいねえ?」
「
―――
」
「あっは!お目々まん丸〜」
「な、なん、な
――
いつから」
「いやいや、帰ってきたのはついさっきだよ。今日のお勤めも終わりだから。元気にしてた〜?ライア、ちゃん?」
「んぐ、っ、頬を!つっつかないでください!
生憎と元気です、このように洗濯物もたたみ終えたところです!」
「えーありがとそれは助かるかも」
「
…………
」
「何?その不満そうな目。お礼言ってんのに」
「
……
こんなにも、色々だらしない人に統治が務まる、オンパロスという世界の脆さが
――
貴女を通して見えてしまったため、それを嘆いているだけです」
「なんてこというのさ頑張ってるのに。てゆーか、なんか日に日に辛辣になってない?お嬢ちゃん。あたし偉いんだけどこれでも」
「ふんっ。お夕飯の支度をしてきます!」
「はいはい。あ、タマネギ抜いてね〜」
「べ!」
ーーーーー
「セファリア様!どうか我らと勝負を!」「いや俺と!」「あたしが先よ!」「私こそが貴女に勝ち、僭主に相応しいということを証明致します!」
「
――
『僭主セファリアが子供の勝負を受けた』という噂により、現在挑戦者が聞こえになる通り詰めかけていまして。
外の衛兵も対処に困っている状況になります
……
」
「
……
別にさぁ、勝負受けたっていいんだけど、あたしも仕事あるし忙しいんだって!流石に人数にも限度がある
――
待った、今何人いんの?衛兵くんから見て」
「その
……
およそですが、建物外に現在100人ほどの待機列が」
「無理に決まってんでしょ1日どころじゃなく今週が余裕で溶けるっての。
ごっめ〜んあたしバックレるから後お願いね?」
「ええっ、いやいや、困ります!待ってくださいセファリア様!」
「いーや。突き落とすなり追い返すなり、後はテキトーに
――
」
「
――
セファリア。すみません、ここの決済記録について確認を
……
」
「ああ、これはアグライア様」
「
…………
」
「
――
あ、ええと、取り込み中
……
ですね。すみません。失礼しました」
「
……
うん、うん。ライア、戻んなくていいよ。書類その辺に置いてちょいこっち来て」
「はあ
……
?」
「ん、よしよし
――
寝癖もないし見栄えもオッケー。
じゃあ、あたしと一緒に外行こっか?」
「はぁ
……
はい?」
「
――
セファリア様がお見えになったぞ!」「あれがかのドロスの風
……
!」「どうか我々と勝負を
――
」「
……
おい、あの子供は誰だ?」「ケッ、邪魔だな」「何者なのかしら
……
?」
「はいはい態々朝っぱらからお集まりいただきどーもね皆の衆。
――
お、そこのお兄さん、なんか聞きたいことある感じ?」
「え!?ええ
……
セファリア様、拝謁の機会を賜り恐悦至極に存じます。
……
して、そちらのお側に置かれている子供は一体何者です?」
「堅苦しいのはナシでいいけどさ、いい質問じゃん。
――
というわけで!
後はこの子があたしの代役を務めるんで、ヨロシク〜」
「
……
。
……
はい?何を言ってるのですセファ
――
」
「あ、勿論、この子が負けたらあんた達が欲しいものは取り決め通り全部あげるから。そーゆーことで」
「
…………
は!?」
「は、はあ
……
あんな子供が代役
……
?」「セファリア様が
……
おっしゃるなら
……
?」「ええ
……
?」
「んじゃライア、後はよろし
……
何でローブの裾掴んでんの?え、寂しがり屋さん?」
「いえ頼んだではなく、
……
セファリア!どういう事ですかこれは!?」
「にゃは。どうもこうもないよライアちゃ〜ん、今説明した通り。
――
自分の欲しいものが先にコイツらに奪われないよう、精々頑張りな〜?」
「な、なっ、ば、
――
ばか
……
馬鹿なんですか貴女は!?」
「いえーい、紙一重〜っと」
「こらっ
……
あ!待ちなさい!ちょっと
――
!」
〇
「というわけであたしは通常業務に戻れるわけだった、いやあ良かった!何衛兵くん微妙な顔して」
「その
……
良いのですかセファリア様。いくら彼女が貴女の認めた側付きであろうと、流石にあのような無茶は
……
」
「ん?何、もしかして君、アグライアとゲームしたことない?」
「え、ええ
……
あまり」
「
――
強いよ〜、あの子。あたしが手解きしたのは勿論だけど、観察眼がとにかく鋭い。地頭も冴えてるし、テクニックの吸収も早い
――
もうこの崖でアグライアに勝てる人なんて、あたしを除いて誰もいない。
だから、あの子が負けるならザグレウスの命運もそれまでだし。そんなことは誰よりもライアが許さないよ」
「
……
成程
……
」
「ってことに、これを期に当人が気づけるといいけどね。んじゃ行こっか?」
「はっ、了解しました」
〇
「う、嘘だ
……
」
「(イカサマもブラフもない、表情管理もなってない、戦法も単調、おまけにこちらを年下と舐めている
……
)」
「なんで、この私が、こんなガキに
……
」
「
――
ええ、こんなガキに負ける程度の実力で、よくここを訪ねられたものです。その程度を判断する知性の持ち合わせもない、という答え合わせのためですか?
はい、私の勝ちです。早く帰られてはどうでしょう。
それで、次の方は?
――
少しはセファリアに勝つ為の糧になって下さる実力の持ち主は、あなた方の中にはいらっしゃらないのですか?」
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