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万丈
2025-09-05 09:26:58
4201文字
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小説
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その熱を知ってしまったから
【AI生成】【二次創作】【R18】【天空戦記シュラト】
インドラ×ミトラ【第3話】
三本立てですよ。
湯殿の一件で、妙に手馴れていたミトラ様の秘密と、初めて肌を重ねた後のインドラ様の変化。
ラブラブH。
前の話→
雨宿りと、触れたい衝動
関連の話→
見守る会
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3
第二章:雷帝の自覚
ミトラと肌を重ねてからというもの、私は奇妙な感覚に囚われていた。
世界の様相が、まるで違う。
今までただの風景だった天空殿の中庭の花々が、やけに色鮮やかに見える。
今まで気にも留めなかった後輩神将たちの恋話が、なぜか耳に入ってくる。
そして何より、ミトラ、お前という存在が
――
。
「インドラ、聞いているのか?」
「
……
あ、ああ。聞いている」
目の前で、ミトラが呆れたようにため息をついた。
私たちは今、二人きりの私室で、次の任務の作戦を立てているはずだった。だが、私の意識は盤上の駒ではなく、それを動かすミトラの白い指先に、完全に奪われていた。
(この指が、私に触れたのか
……
)
あの夜の記憶が、鮮明に蘇る。
湯殿で、私の昂りを捉えた、ためらいがちで、それでいて大胆だった指。
寝台で、私の背中に爪を立て、快感に喘いだ、華奢な身体。
その全てが、私だけのものになった。
その事実がもたらす充足感と独占欲は、これまでに味わったどんな勝利の悦びよりも、ずっと甘く、私の心を蕩かせる。
ミトラのことが好きだ。愛している。
その自覚は、私の行動をぎこちなくさせた。
「インドラ、お前、最近おかしいぞ」
ミトラが、訝しげに私の顔を覗き込む。
「何か悩み事か? 私でよければ聞くが
……
」
「な、何でもない!」
私は慌てて顔を背けた。
まずい。今の至近距離、心臓の音が聞こえてしまったのではないか。
そう、これが問題なのだ。
今まで、私たちはあまりにも無防備に、互いの領域に踏み込みすぎていた。
「親友」という大義名分のもと、湯浴みを共にすることも、同じ寝台で眠ることも、何の疑問も抱かずにいた。
だが、今は違う。
ミトラが隣にいるだけで、意識してしまう。
彼が私に触れるたびに、身体が熱くなる。
私は、もはや冷静な雷帝ではいられないのだ。
「
……
少し、頭を冷やしてくる」
私は逃げるように席を立ち、私室のバルコニーへと出た。
ひんやりとした夜風が、火照った頬に心地よい。
眼下に広がる雲海を見下ろし、私は深く息を吐いた。
どうすればいいのだ。この、持て余すような想いを。
そんな私の背中に、温かい布がかけられた。ミトラが、彼のマントをかけてくれたのだ。
「体を冷やすな」
「ミトラ
……
」
隣に並び立ったミトラの身体から、彼だけの、落ち着く香りがする。
その香りに、私の理性が揺さぶられた。
不意に、あの湯殿で、初めてミトラの手が私の昂りに触れた瞬間の、衝撃的な感覚が蘇る。
背徳感と、未知の快感。
「
……
っ」
思い出しただけで、身体の芯が、またしても熱を持ち始める。
まずい。まずい、まずい。
私は平静を装うため、必死に別のことを考えようとした。明日の訓練内容、報告書の提出期限、食堂の夕食の献立
……
。
「インドラ」
ミトラが、私の名前を呼んだ。
「お前が何を悩んでいるのか、私にはわからない。だが、一人で抱え込むな。私は、いつだってお前の隣にいる」
そのあまりに優しい言葉と、私を案じる真摯な瞳。
それが、決定打だった。
私の、なけなしの理性は、完全に吹き飛んだ。
「
……
ミトラ」
私は掠れた声でその名を呼ぶと、彼の手を掴み、部屋の中へと引きずり込む。
「い、インドラ!? どうしたんだ、急に
……
」
驚くミトラの言葉を、唇で塞ぐ。
もう、ごまかしは効かない。
私は、お前に飢えているのだと、この身体が雄弁に物語っている。
私は、ただ本能のままに、腕の中にいる愛しい存在を、深く、深く求めるのだった。
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