usagipai
2025-08-10 10:58:00
3703文字
Public
 

ルイアニェ




オマケ

「ルイフ様、申し訳ございません……やはり元の世界に帰れるのは、次の満月までお待ちいただくことに……

アニェラが誤って連れてきてしまったこともあり、
一刻も早く帰そうと手を尽くしたが、
安全に送り届けられるのは、満月の夜だけだとわかった。

ルイフがその時、何を思ったのかはわからない。
けれど彼はただ、穏やかに「待つよ」と言ってくれた。

胸をなでおろした瞬間、横からスッとアニェラが現れ
……また迎えにくるね」
それだけ言い残し、ひらりと背を向けて去っていく。

(いや、迎えに来たら意味なくない?)という
ルイフとスフィーの心のツッコミが
ふと頭をよぎった