アッポーの本棚
2025-07-04 09:47:50
11888文字
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崩壊世界の復讐劇

🩵🐏が初めて『崩壊』に遭う話
軽度の流血表現があります、メリバです
会話の中だけですがナリンデルが死んでます
※この話に登場する『お兄さん』の性格と展開はみずちーさん(@/mizuchi2015)の小説
『そして罪人は救世主の夢を見る 』 https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=18802599
 からお借りしました
(本人には事前に許可&確認済みです)
 先に上記の小説を読んでから読むことをおすすめします。


 数日後、ボクはふとお兄さんがいた世界へ足を踏み入れた。
 崩壊してすぐの時は赤黒く、大地は崩れ建物などが浮かび上がっていたはずの世界は、
 見違えるほどに青く澄み渡る空と豊かな自然と大地が広がっていた。
 こっそり下を見れば、無邪気に遊ぶ小さな子供と母親らしき人がいる。その顔は、恐怖もなく明るげな笑顔だった。
 あの後あの世界は、この世界へと『再構成』されたんだと思う。
 どんな世界になったのかは、もうわかっている。
 ボクは誰もいない丘の上で座り込み、こう呟いた。

「お兄さん、終わったよ。お兄さんの復讐」

 神も信仰もない変革の世界 楽園
 長きに渡ったお兄さんの復讐劇は、ツバキの花を乗せた風で幕を閉じた。