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こꯓレ)ろ🌟🦄🌈🌟
2025-01-09 20:13:10
13181文字
Public
コノチャ30×16♀
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いつか恋人のキスを。②
30コノ×16チャ♀→42コノ×28チャ♀
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④の続き。
♦︎
休暇の間、ホテルに戻らずにチャンドラのアパートで過ごし、ずっと彼女に触れていた。
ベッドの中で小さくて華奢な身体を組み敷いて、想いの通わないキスをして何度も抱いた。
チャンドラは健気にもコノエの求めに応じてくれて、快楽に悶えキスをせがみコノエの望むまま淫猥に乱れる。
リビングでも、キッチンでも触れ合った。二人でシャワーを浴びる間もセックスに及んだし、食事は全てデリバリーで済ませて一歩も外に出なかった。
二日間、濃密な時間を過ごしたがこれらは全てが金銭的援助の見返りで、パトロンであるコノエを繋ぎ止めるためだけの愛のない行為だと思うとどれだけ彼女の身体を貪っても満たされることは無かった。
休暇を終えてプラントで日常に戻ってもチャンドラのことが頭から離れない。
恋をしていると自覚したと同時にフラれたようなもので心の整理に時間がかかりそうだった。
とりあえず、仕事の合間に遺伝子の適合によって紹介される見合いは全てキャンセルし、システムへの登録も削除した。チャンドラへの想いを抱えたまま他の女と結婚出来ない。
休憩時間に職場のレストランへ行き、ランチのポテトフライをフォークの先で突いていると、チャンドラからいつものメッセージが届いた。
急いで内容を確認すれば【ありがとうございました。また機会があれば遊びに来て下さい。】とだけ。
あんなに濃密な時間を過ごしたのに、簡潔で誰に見られても問題ない文面。どう見てもパトロンへ送る社交辞令のメッセージなのに嬉しくて、消してしまわないようにロックをかけた。
恋愛感情というのはこんなにもままならないものなのかと驚いてしまう。こんな相手は今まで居なかった。彼女の家を出てまだ二十四時間も経ってないのにもう会いたくて仕方ない。キスしたいし抱きしめたい。ずっと一緒に居たかった。
そうだ、ちゃんと告白して彼女が学校を卒業したら結婚を申し込めば良い。コノエは第一世代コーディネイターで、両親はナチュラルだし、パートナーがナチュラルでも抵抗は無い。
もう十六歳なのだしプラントにも良い学校はたくさんある。結婚してこちらに連れてくる事が出来たならそばで支えてやれる。
とても良いことを思いついた気がして早速端末で大西洋連邦のナチュラルがプラントへ市民権を移す方法を調べてみるも、衝撃的な事実を知り愕然とする、
彼の国の成人年齢は十八歳と明記してある。
初対面の時、チャンドラが十八歳だと無茶な嘘をついた理由がわかった。
十八歳が成人ということはまだ結婚できないどころか、コノエがチャンドラとセックスするのは同意があっても犯罪だ。
レストランの席でランチを前に頭を抱えて唸っていたら通りがかった同僚に「彼女と喧嘩でもしたのか?」と揶揄われてしまった。
喧嘩なら謝って仲直りすれば済むが、取り返しのつかないことをしている。
しかも、あの身体に触れる快楽を知ってしまった今、諦めることはおろかあと二年間手を出さずに我慢できるわけがない。
「どうしたらいいんだ
…
」
ほぼ手付かずのランチの前でコノエは苦々しく呟いた。
チャンドラが未成年だと知って少し頭が冷えた。
そもそも向こうはナチュラルの十六歳の女の子で、自分はコーディネイターの三十男。告白したところでどう考えても彼女が恋人として選んでくれると思えない。
危ない。恋に浮かれた勢いで告白して玉砕するところだった。
夢を見るな、大人として彼女を見守れ。最低でも成人するまでは節度を保って接するべきだと自分に言い聞かせるが、チャンドラからのメッセージが届く度にその決心が揺らぐ。
チャンドラのメッセージは学校に人懐こい猫がいて可愛かったとか、テストがよく出来たとか、バイト先の賄いが少し豪華で嬉しかったとか、なんということもない日常の報告ばかりでセックスする前とほとんど変わりない。
メッセージを眺めながらため息が出る。コノエは彼女にとってあくまでもただのパトロンだ。身体を許してくれたのも、支払った金額に報いる為。律儀な子だから貰うばかりは悪いからと、ただそれだけの動機だ。
このメールもコノエの支払った金の対価としてのサービスに過ぎないとわかっているのに嬉しい。少し長いメッセージが届いただけで年甲斐もなく浮かれる自分が嫌になる。
チャンドラへの感情を抑え込みながら日々を過ごした。
彼女からの愛を望むのは不相応だ。大人として彼女を庇護して見守るだけで良い。愛しているならむしろそうすべきだ。
理性ではわかっているのに、必死で仕事を調整して一日でも長く休暇を取り、大西洋連邦に入国するための煩雑な手続きをしてまで地球に降りて会いに行ってしまう。
会えば、離れていた間に固めたはずの決意があっさり揺らぐ。チャンドラの家に行って二人で過ごして、チャンドラに触れられてベッドに誘われたら拒めない。
もうこんな事はしなくて良い。君が大人になって、安定した生活を得られるようになるまで支援は続けると約束して帰ればいいのに、キスしたい。抱きたいという欲求に負ける。
心が貰えないならせめて金を渡した見返りでも良いからチャンドラを抱きたい。プラントでは成人は十五歳なのだからと自分を正当化して彼女の尊厳を踏み躙るような行為を繰り返した。
身体の相性は最初から良かったし、会いに行けばチャンドラは笑顔で迎えてくれて、抱かせてくれた。それがコノエの認知を歪ませていくと理解していたがやめられなかった。
コノエの腕の中で喘ぎ声をあげ縋り付いてくるその一瞬だけはチャンドラはコノエだけのもので、これ以上ないほどに幸せな気分になれた。
それから約二年間、コノエは可能な限り地球に降りてチャンドラと会い続けた。頻度は三ヶ月に一度、数日滞在できれば良い方だが何よりも大切な時間だった。
彼女の家に行くたびに男の影がないかを確認して、それとなく恋人はいないのかと聞き出しては、勉強優先なので作るつもりもないという嘘か本当かもわからない返答に一喜一憂する。
チャンドラはコノエの支援を受けて大学に進学した。その年、黄道同盟はザフトと名前を変える。
地球の連合理事国のトップをブルーコスモスが占め、コーディネイターとナチュラルの軋轢が大きくなりプラント在住のコーディネイターが地球に降りることが難しくなった。
コーディネイターはプライベートで北米大陸に入ることが出来なくなり、チャンドラとはメッセージと通信でのやり取りのみになる。
大学に進学したチャンドラからは学校生活が楽しいと報告され、大学で恋人が出来たのではと疑い、不安に駆られた。
会いたい。キスして、触れて、抱きしめたい。いっそ拐って隠してしまいたい。会えない寂しさに、愛する人に向けるにはあまりに凶暴で仄暗い感情すら抱きながら、コノエは支援を続けた。
会えないまま三年。C.E.68、マンデルブロー事件が起こる。
プラント、地球間の緊張は一気に高まり、翌年には経済制裁の応酬として地球に本拠のある全ての金融機関でコーディネイター名義の口座が凍結、取引停止措置が始まる。コノエがチャンドラへ送っていた支援は強制的に終了させられた。
軽々に会えなくなった今、彼女への送金だけが唯一の繋がりだったのでコノエは焦った。
しかしチャンドラの方はあっさりしたもので、何とかして他の送金方法を考えると伝えても断ってきた。最後に「今まで本当にありがとうございました。あと少しで卒業出来るし、就職も出来そうだからもう大丈夫です」というメッセージを貰って愕然とした。
五年に渡って募らせたチャンドラへの恋は社会情勢に翻弄され、呆気なく散る。
メールをやり取りする理由もなくなってからコノエは外交に関する部署からプラントの防衛を担う部隊に異動となる。
数ヶ月後、C.E.70血のバレンタインにより開戦。ニュートロンジャマーが地球のほぼ全ての地域に投下され一般人が利用できる電波を介した通信が断絶。チャンドラとの連絡も一切取れなくなった。
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