③街にイルミネーションを見に行く
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「最近は暗くなるのが随分早いですね。とはいえ
…この時期の夜の街は綺麗ですから、堪能できる時間が増えたと思えばむしろ喜ばしいことでぇっ!?」
「剣を構えろ、デストロイヤー。今日こそ貴様を潰す。365回潰す。1年間分のクリスマスプレゼントだ、喜べ」
「いりませんよそんなプレゼントは!
……全く、バラタの輩というのはどうしてこうも物騒で頭が悪いので
…痛っ!?痛い痛い痛いですって!叩かないで!」
「あそこだメリル、リュクトが
…何してるんだあれ」
「ちょっと、勝手にどこか行かないでって言ったでしょ
…って何してんのよ
…」
「
………あ、テオさんとメリルさん
…ってメリルさん!こ、この人どうにかしてください!貴方くらいしか止められないんで
…どうにか
…」
「
………はぁー
…リュクト、私達は夕飯の食材の買い出しで暇じゃないんだから、程々にしておきなさい」
「
………ちっ」
「
…!
…め、メリルさん
…流石です
…!貴方は良い人ですね
…この流れで助けられたの初めてですよ
…」
「それはお前の人望が薄いからじゃ?」
「こっちのガキは辛辣ですし」
「誰がガキだ!俺はもう13歳だ!」
「
……安心してるところ悪いけど、私はエステルみたいにタダであんたを助けてやるほど優しくないの
………はいこれ」
「
……なんです?」
「ケーキ。崩したら殺すから」
「えっちょっ、私イルミネーション見に来
…」
「持て」
「あっはい
……」
「頑張れデストロイヤー。救助隊の子供たちの笑顔お前にかかってる」
「───フン、体幹の訓練になって良かったじゃないか?感謝すべきだな、俺に」
「いや貴方のせいですけど
………」
「どうにか崩さずに済みました。無駄に疲れましたけど、子供たちは喜んでいたようですし、ケーキも美味しかったのでまぁ良しとしましょうか
…」
Fin
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