叛逆のlive引っ提げ進むのさ マイク・ステージ・途絶えぬ思い!
Dr.ギャップ
【選評コメント】
★「マイク・ステージ・途絶えぬ思い!」のリズム感が好きです。声に出して読みたいです。
最初の「叛逆のlive」というのが力強く、「引っ提げ」と続くところに勢いを感じます。どのジャンルの短歌なのか気になります。このジャンルについて調べてみたいです。──月ノ華
★アイドルや歌モノなのでしょうか?「叛逆のlive」に音楽イベントとしての「ライブ」と、「命」「暮らし」という意味の「live」が掛かっているのが、とても魅力的です。語り手の思い、生命の強さを感じました。──おかのきくと
★一字空けを用いていながら、このスピード感!「叛逆のlive」を「引っ提げ」るという言葉にも痺れました。とても奔放で、芯のあるキャラクターなのだろうなと想像しています。本当にライブやミュージシャンのコピーライトみたいです。──せいら
●ヒプノシスマイクでは?!になった短歌です(実際はどうかわからないのですが、そんな気がしました)
マイクを握ること、マイクを通して伝えることって、簡単なように見えて、実はとてもいろんな思いを背負うことになるのではないかと思っています。
だからこそ、心に響く素敵な歌だな〜とこちらを見たときに思いました。──隙間
【作者コメント】
詠み込んだのはアストラ芦魔作のマンガのタイトル【ハンサムマストダイ】です。ジャンプ+での連載がで10月29日に完結しました(全20話)。
本作を「アイドル学園モノ」と紹介すると抜け落ちるものがあまりに多すぎるのですが、自分の手持ち語彙の中ではまだこれが適当かなという、百聞は一見に如かずのど真ん中をゆく作品です。ハンサムひしめくアイドル養成学園という舞台に、「この世界ではこうです」という強固な磁場、独特の間合いで繰り出される絶妙な言語センスの光る台詞などをまぶすとこの作品になります。そしてマストダイの精神。
自分の場合、二次創作短歌を作るときは基本的に「その作品世界の誰かになりきって、その誰かが作ったものとして短歌を作る」というスタンスでいるのですが、『ハンサムマストダイ』はそれが非常にやりづらく(誰になりきるのも難しいので)、折句だからこそチャレンジできた原作でした。この歌では“私”として特定のキャラクターを念頭に置いてはいませんが、物語のクライマックスをイメージした内容にはしています。
このコメントが公開される頃にはまだ全話無料で読めると思いますので、ぜひ読んでみてください。
作品公式サイト〈
https://shonenjumpplus.com/episode/4856001361184138670〉──Dr.ギャップ
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