なんちゃってゲームブック風。普通にページ順に読めます。皆がわいわいしてる。ゲームのエピローグイベントみたいな。誰が喋ってるかはフィーリングで感じ取っていただけると嬉しいです。
9.
庭一帯を眺められる位置で王と側近が話している。杯を片手に酌み交わしながら、二人とも楽しそうな様子だ。
「随分賑やかになったな。知り合いだけ呼んでもこの人数、なかなか見応えがある」
「我ながらよく集めたものだと思います」
「君の誕生日でもあるのに結局君が一番働いてたな」
「やり甲斐ありましたよ」
「誕生日ってそういうものだっけ」
「まあちょっと違うとは思いますけど。実は俺、自分の誕生日あまり好きじゃなかったんですよね」
「え、こんなに準備したのに?」
「以前は毎年なんのために自分は産まれたのかを確認するような気持ちでいましたから」
「難儀な誕生日だな」
「はは、だから今年はそういうのが全部片付いて、逆に今までの分楽しく祝ってやろうと思いまして。あなたっぽく言うと悩み事全部食い返してやったぞ、って感じですかね」
「俺そんなこと言ったっけ?まあ君の悩み事が消化されたならめでたいことかな」
「あなたのおかげでね」
「そうか。俺も家臣の悩み事を解決できるなんて王様っぽくなれたかな」
「なれてますよ。見てください、今日ここにきた皆笑ってる。俺含めてね。この笑顔はあなたがやり遂げた平和の証明です」
「そうか、平和か。俺はそんな大層なことをやり遂げられたんだな。ありがとうカブルー」
「いえいえ」
「君が産まれてくれたからこうして皆が笑っていられる国になったんだ。君にもそういう自負があって良いと思うな。誕生日おめでとう、カブルー。俺と友人になってくれて、本当にありがとう」
「光栄です、陛下」
王と側近の二人はお互いに杯を掲げて乾杯する。
二人の晴れやかな顔はこの国の未来を現しているのだろう。
エルフの一団の会話を聞くなら
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ハーフフットの親子の会話を聞くなら
5≫ .へ進め。
トールマンの青年とハーフエルフの少女の会話を聞くなら
6≫ .へ進め。
側近の冒険者時代の仲間たちの会話を聞くなら
7≫.へ進め。
王宮魔術師と王妹たちの会話を聞くなら
8≫.へ進め。
全ての会話を聞いたなら
10≫.へ進め。
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