【失笑の歌と蒼い月】終章B

一ページ目必読
※Ibパロ




椅子に座ったカンジが眠る。微笑みながら、幸福な夢を見ている。

椅子に座ったソウゲツが彩る。大きく笑いながら、筆を揺らす。

椅子に座ったアサヒが眺める。言葉を一つも吐かず、知識を蓄える。


〈作品〉たちが笑う。〈作品〉たちが嗤う。
『愛』を囲んでくるくる回る。

金色は目覚めない。蒼色は目醒めない。


その美術館は今度こそ、永遠のものになったのだ。