hatonyannyan
2024-02-11 00:03:02
2561文字
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深海より星を喰む(後)

ようわからんパロの後編です これでおわり





また故郷の夢だ。民の笑顔に溢れていた、愛しきロザリア。誰もが慕う父、誰よりも優しい弟、そして───、
この船に捕らわれてから毎晩決まって幸せな子供時代の夢を見る。バルナバスの仕業なのだろうか?だとしたらとんだ嫌がらせだ。もう決して戻らない日々。怒りや悲しみをぶつけたくても、誰より愛してもらいたかった人にそのようなものを向けられるわけがない。この手はもうどこへも伸ばせないのだという現実をまざまざと見せつけられる。出来ることは、せめて一日でも早く沈み朽ちるように祈るだけ。それなのに、ああ。
『クライヴ』
この身を引き上げる、悪魔の声がする。