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無窓居室
2023-01-10 01:41:59
6622文字
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午餐 その後
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午餐 その後
原作BTWと釣り回の後しばしば👹を食事に誘う😈の話。
2〜4p目に暴力およびダメージ描写、性的な仄めかしがありますが具体的なものではないはず。
全体的に😈👹だと思いますが3p目だけ👹😈
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互いに力尽きて手の届く距離に倒れている、この状況は事後に喩えられなくもないと思う。似ているかどうかは分からないけれど。
辺りは傷の匂いに満ちていた。ただの流血の鉄臭さとは違う。相手と自分の疲れはてた呼吸、熱を持つ傷口のせいでやや上がった体温、昂ったままの気分がぎりぎりで触れ合わない距離にだけ漂う匂い。
満足してブラックは目を開ける。凶事の前兆のような──間違いなく獲物にされる者とってはそのものの──赤い髪が近くの地面を覆っていた。
子どもの戯れのように自分の側へ引き寄せようと手を伸ばしてみたが、絹糸のような豊かさのそれと、硬く癖のある自分の髪とはどうも上手く絡まない。諦めて絡ませていた一筋から指を抜いたところで気配を察した。
体を起こすのと飛び退るのを同時に行う。
傷ついた体には酷な動作だったが、そうしなければ喉笛を抉られていただろう。
間合いを取って視界に入れた鬼の利き手の爪からは悪魔の血が滴っていた。仕留め損なったのを悔しそうにしながら、彼女は儀礼的にそれを口に含んで見せる。人喰い鬼としての矜持なのだろうか。
「不味い」
分かりきっていたように言う。髪より血の混じる唾を吐いた唇よりも赫々とした、その眼が自分を捉えていることに、ブラックはひどい興奮を覚えた。
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