pinopipi
2026-04-02 08:09:53
11919文字
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ハッピー・ハッピー・ホワイトデー

大遅刻ホワイトデー2026/ヌヴィフリ/バレンタインの話の続き/本気を出した水龍が全力でフ様を囲い込む話


翌年のある晴れの日。フォンテーヌ近郊の海辺にて。
白と青の花で飾られた会場には新郎新婦の親しい友人のみが招待され、そこで新郎の友人代表が満満を持して最高のスピーチを披露した。
その内容は、新郎新婦が交際を始めてから新郎と顔を合わせる度に延々と聞かされた続けた惚気話の数々ーーーそれらを題材にしたものであった。
スピーチを聞いた友人達は、新郎の意外な一面と新婦への溺愛ぶりに歓声を上げ、大いに盛り上がった。
一方。新婦は、それまで浮かべていた美しい笑みを良い意味で崩し、やがて羞恥に耐えきれず、その場で愛する夫へと掴み掛かった。
しかし、その時の新郎は今までにないほど穏やかで、幸せそうな表情をしていたという。
その後も、フォンテーヌ全土では雲ひとつない快晴が続いていた。