エレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンフリーデルエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレン世界石化前 /
世界石化後 /
世界再石化後🆕 /
小ネタ群 /
夢主について🆕
世界石化前
【改めて初めまして:序章】
エレン『二人共珈琲どうぞ。
…ゼノはガンスミス取らないの?わざわざここの店主に頼まなくてもよくなるのに』
ゼノ「頂くよ。僕は宇宙専門だし、時間が惜しいからね。それにここならスタンが射撃するのに良いようだから」
スタンリー「貰うわ。ああ、他んとこも行ったがここが一番腕磨けんな。なんせ広いのが気に入ったね。銃の扱いがハイレベルな奴らがごろごろいやがる」
エレン『まあね』
ゼノ「まあ、早いところ技術を知りたいところだがどうも難しいようだし」
エレン『ガンスミスの命だからね。よほど大きくベットしないと得られないだろうね』
ゼノ「ベット、か。タダで得られるとは思ってはいないが
…ここのガンスミスは何が欲しいんだ?モ◯ゾー、君は分かるか?」
エレン『
…分かるよ。でも二人にそれが用意出来るとは思えない』
ゼノ「金
…ではないね」
エレン『お金は腐る程ある
…らしいよ』
スタンリー「
…モ◯ゾー。あんたはここのガンスミスとはどんな関係でナニモン?」
エレン『店主は叔父だよ。それにただの整備士』
スタンリー「前にも聞いた。それだけかよ?あんた銃の手入れや整備はやたら細かく几帳面だし、スナイプも正確だ」
エレン『スタンリーには負けるよ』
ゼノ「ついでに聞いていいかい?何故声を変えているんだ?」
エレン『どうも地声聞くと眠くなる人がいるんだよね』
スタンリー「何だそりゃ」
エレン『声に揺らぎがあるんだよ。別にそう意識して話してないのに』
ゼノ「倍音か」
エレン『整数次倍音と非整数次倍音、歌えば意識して出せるよ』
ゼノ「それはエレガントだ」
スタンリー「何言ってんだかさっぱり分かんねえ」
ゼノ「まず、音には基音と倍音とあって
…」
スタンリー「あーいいゼノ、要点だけ」
ゼノ「つまり彼は美しい声の持ち主だと言うことだ」
スタンリー「ダミ声のオッサンにしか聞こえねえんよ」
エレン『あ〜
…少し音割れてるんだこれ。多分マイクかな』
ゼノ「見せて貰っても?」
エレン『はい』
ゼノ「そうだね、マイクが古いから買い換えた方がいい」
スタンリー「モ◯ゾー、地声聞かせろよ。どんなイイ声してんだ」
エレン「
…(スケッチブックにデカデカとNoと書く)」
スタンリー「つまんねぇの」
店主「おーい、モ◯ゾー。そろそろ地下3階へ行ってくれ」
エレン「
…(スケッチブックにGot itと書いて掲げる)」
ゼノ「返すよ」
エレン『ありがとう』
スタンリー「毎回地下に行ってんよな
…何があんだよ」
エレン『資格がないと入れないよ。じゃあまた、二人共』
ゼノ「ああ」
スタンリー「
…またな」
・・・
スタンリー「こうも隠されてっと気になんね」
ゼノ「そうだね。この建物はただでさえ広いのに地下まであるんだ、工房の一部はそちらだろう」
店主「
……お前らいくつだっけか」
スタンリー「あ?16だよ」
店主「
…ふぅむ
…」
ゼノ「
…?」
店主「お前ら見た感じ口固いか?」
ゼノ「少なくとも軽くはないつもりだが」
店主「
……付いて来い」
スタンリー「何処へだ?」
店主「地下だよ」
・・・
スタンリー「どういう風の吹き回しだよ」
店主「俺にも思うところはあるんだよ。まぁモ◯ゾーには怒られるだろうな
…それはやだなぁ
…でもなぁ
…」
スタンリー「何なんだよ」
店主「お前らその年齢でモ◯ゾーの話に付いてこれるだろ。貴重だと思った」
ゼノ「どういう意味だい」
店主「仲良くなって欲しいんだよ」
スタンリー「あ?そりゃ構わねえよ」
ゼノ「僕もスタンと同じだ。けれどそれと地下に何の関係があると?」
店主「
…モ◯ゾーの中身、見たくはないか」
スタンリー「
…気にはなんが本人の許可得てねぇしどうでもいい」
ゼノ「そんなことしたら信頼は減る。勘弁してほしいね」
店主「じゃあこれは俺のエゴだ。
…ここから入ってくれ」
・・・
店主「驚くかもしれんが出来れば静かにしてくれ。あちらからこちらは見えないが、隙間があるんでな」
ゼノ「ハーフミラーか。ここは、工場
…?」
スタンリー「違ぇなゼノ、この空気
……いたな。モ◯ゾーはあそこだ」
ゼノ「何が始まるんだ?」
店主「訓練だよ。戦闘のな」
【改めて初めまして】
【好きなタイプと祖父の話】
スタンリー「デキる奴」
ゼノ「合理的な人」
エレン「おじいちゃんみたいな人」
スタンリー「そこでジジイかよ
…どんなジジイなんよ」
エレン「今は軍医だけど昔は軍人だったよ」
スタンリー「
…エレン、ファミリーネームは」
エレン「
フリーデル」
スタンリー「よりにもよって将軍か
…」
ゼノ「軍部で有名な方なのか。どんな人なんだい」
エレン「冷静沈着で言葉は少ないけど態度で示す人。そして強いよ」
スタンリー「
…軍医なのに新人教育つって未だ現役並みに訓練施してくんぞ。新人の恐怖対象だ」
エレン「
…それは何というか身内がごめん」
ゼノ「今更だが
エレン、身内に軍属がいるならスタンリーにお願いするよりも早く軍部に入りやすいのではないのか?」
スタンリー「あー、最年少ガンスミスなら実績も作れんだろ。案外俺が特殊部隊に入って隊長なん前にスカウトされて入れんじゃねえの?」
エレン「そのトップに近いおじいちゃんが、私が軍部に入るのを快く思っていないの」
スタンリー「そういう根回しか」
ゼノ「成程」
エレン「なので期待してるよスタン。できる?」
スタンリー「ああ。できるね」
・・・
ゼノ「
エレン」
エレン「ゼノ、なあに?」
ゼノ「君の好みのタイプに近い人を紹介出来るが、聞いてみる気はあるかな?」
エレン「恋愛は考えてないよ、気持ちだけ貰っとく。ありがとゼノ」
ゼノ「そうか、残念だ。僕の信頼出来る友人で、とてもいい話ではあるのだが」
エレン「
…?」
・・・
スタンリー「どんなにデキる奴でも、望む場所には行けねぇモンだな」
ゼノ「
エレンのことかい」
スタンリー「ああ」
ゼノ「デキる、か」
スタンリー「何だよ」
ゼノ「いや。先程の話と合わせて聞くなら、
エレンはスタンの好みのタイプにストライクということになるのかな」
スタンリー「
……」
ゼノ「固まらないでくれ」
スタンリー「
…マジか
…」
ゼノ「
エレンのこと、好きなんだろう?」
スタンリー「分かってんなら聞くなよ」
・・・
スタンリー「あの将軍の私生活ってどんなもんか想像できねぇんよ」
エレン「きっちりしてるかな。朝からランニングしてスパーリングして、私と組手して」
スタンリー「(道理で
エレンも強ぇワケだ
…素手だと勝てねぇしな)」
エレン「ご飯に気を遣ってて、あとよく本読みながら葉巻吸ってる」
スタンリー「ふうん
…で、
エレンはそういう男が好みってか?」
エレン「冷静なとことストイックなとこはもちろん好きだけど、一番は私を守ってくれてるとこかな
…昔、中東にいた時と人攫いに遭った時に、助けてくれたのがおじいちゃんだったの」
スタンリー「待て、とんでもねぇ情報量でぶん殴ってくんな」
【人攫いに遭った話(↑の続き)】
スタンリー「将軍の孫だからか?」
ゼノ「何の話をしているんだい」
エレン「私が昔、人攫いに遭ったって話」
ゼノ「!」
エレン「あぁ特にトラウマとかになってるわけじゃないから気を遣わないでね。もうそいつら存在してないし
…」
スタンリー&ゼノ「(消したな
…)」
エレン「身代金狙いじゃなくて人身売買組織だったの。ちょっと貧しい人達を狙って拐っていた組織で、友人と一緒に狙われた」
ゼノ「
エレンはその時いくつだったんだ?」
エレン「10歳だよ。丁度ガンスミスの勉強始めた頃かな」
スタンリー「その頃はココ(※民間軍事会社)なかったよな?」
エレン「建物自体はあったよ。これから立ち上げって時だった」
スタンリー「
エレン本当に俺らより年下なんだよな?」
エレン「10歳でレールガン作った人とそれを撃った人に言われたくない」
ゼノ「ぐうの音も出ないね」
エレン「二人は戦闘不能にして抵抗したんだけどさすがに友人守りながらは無理だった」
ゼノ「10歳に戦闘不能にさせられる大人二人
…とんでもないね」
スタンリー「
…」
エレン「気を失ってるフリして痕跡残したから、スクールに迎えに来たおじいちゃんが私達をすぐ見つけてくれた」
スタンリー「それで助けられた、と」
エレン「おじいちゃん凄かったな
…一人で乗り込んで来たんだよ」
スタンリー「さすがにサツは呼んだんだろ?」
エレン「後から聞いたら警察に電話してからすぐ乗り込んだんだって。殺さず全員倒しておじいちゃんは無傷だったから警察に勘違いされて撃たれそうになったって」
ゼノ「はたから見ればそうだろう
…」
エレン「でも本当凄かったんだよ。ちゃんと守ってくれた。この仕事しててさ、人命救助もそういう人身売買組織から助けることも経験してるけどね。それって簡単じゃないよ。おじいちゃんは私をちゃんと守るって言ってくれて、それをこなせる人なんだよ」
スタンリー「
…よく分かった。全然足りねぇな」
ゼノ「
…何がだい?」
スタンリー「俺自身が、だ」
【共にあることが出来るように】
【耳掃除の小話(「共にあることが出来るように」後日談)】
ゼノ「そういやホットタオルは何のために用意したんだい」
エレン「これで温めてからマッサージと耳つぼ押す予定だったよ。
…残念ながら出番なかったけど」
スタンリー「あー、バトルフィールドアキュパンクチャーか?あっちは鍼だが」
ゼノ「軍にそういうのがあるのか」
エレン「戦場で速効性のある疼痛緩和に使われてるんだよ。結構最近だよね」
スタンリー「だな。で、
エレンのはどんなマッサージなんよ」
エレン「簡単に耳を押すだけ。耳だけで全身にリラックス効果があるんだよ」
スタンリー「
…」
ゼノ「耳掃除のリベンジするかい?」
スタンリー「やってやんよ」
・・・
エレン「
…おやすみ、スタン」
ゼノ「リベンジならずか
…いや、耳掃除よりは良い結果か」
エレン「温めるだけで寝ちゃったね。つぼ押すまでもなかった。少し体温低く感じたから、ストレスだろうね」
ゼノ「そこまで判るのか」
エレン「まあね。ゼノ、そこの棚にブランケットあるから取って貰えるかな」
ゼノ「ああ(スタンリーにブランケットをかける)」
エレン「ありがとう」
ゼノ「こちらこそ、だ。スタンを癒やしてくれて助かるよ。
エレンはそのままで問題ないかい?」
エレン「大丈夫。しばらくこのまま膝枕してあげたい」
ゼノ「是非ともそうしてあげてくれ」
【羽振りのいい彼女】
エレン「スタン、再来月10日くらい軍休める?」
スタンリー「あ?次の任務後なら行けっけど」
エレン「じゃあゼノにも声かけて、3人で海外行かない?」
スタンリー「悪くねぇな」
エレン「(ゼノにメール送る)ゼノも行けるって」
スタンリー「いくら程ありゃ足りんだ?」
エレン「私出すから気にしないで」
スタンリー「
……とうとう傭兵稼業もやりだしたのか?」
エレン「してませんー。うちは民間軍事会社だって前から言ってるじゃん」
スタンリー「は、どうだか」
エレン「
…ゼノからも似た返事来たんだけど。二人して何だと思ってるの」
スタンリー「羽振り良すぎんよ。怪しい依頼でも受けてんのか」
エレン「機密情報もあるから依頼内容は言えないけどね、私こう見えてけっこう稼いでいるんだよ。それに
…」
スタンリー「?」
エレン「今のままがいつまでも続くとは限らないもの。だったら楽しむことにお金を惜しみなく使おうかなって」
スタンリー「言わんとしてんことは分かっけどよ
…無茶すんなよ」
エレン「大丈夫!」
スタンリー「
エレン」
エレン「
…なあに?」
スタンリー「心配してんだ。少しは俺に甘えろ」
エレン「
…ん、ありがと」
スタンリー「(本当に分かってんのかね)」
【同居はじめました】
ゼノ「おおスタン、その後
エレンとはどう過ごしてるんだい」
スタンリー「
…あいつすっげぇ甘やかしてくんよ
…」
ゼノ「甘やかすとは?」
スタンリー「俺の方が帰りが遅ぇんだが、先に帰ってて飯作ってっしシャワーの準備済んでるわ洗濯機回してるわで快適ライフよ」
ゼノ「
…快適は良い事だが。
エレンは昼は軍人で、夜は会社ではないのか?その話が本当なら
エレンはいつ仕事しているんだ?」
スタンリー「俺ん家来てからリモートに切り替えてたんよ。常にインカム着けてる」
ゼノ「家事しながら仕事しているのか。合理的でエレガントだ」
スタンリー「このままだと俺が駄目人間になっちまうぜ」
ゼノ「スタンだって家事一通り出来るだろう?」
スタンリー「そりゃな。俺がやん前に終わってんのが問題だ」
ゼノ「それならば一緒にやったらいい」
スタンリー「だな。仕事さっさと切り上げっか
…」
ゼノ「プライベートも充実してて何よりだ」
・・・
ゼノ「おお
エレン、スタンとの暮らしはどうだい」
エレン「お陰で安心して暮らせているよ。最初は私の方が帰りが早いから家事結構してたけど、最近はスタンが帰って来るの早いから一緒に家事する事が多いかな。二人でやると早いから夜にゆっくり出来るよ」
ゼノ「
…スタンから、民間軍事会社の仕事をリモートにしたと聞いたが」
エレン「指示出しなら現場行かなくても出来るからね。夜にスタンとお話したいし」
ゼノ「そうか。きっとスタンもそう思っているだろう」
エレン「そうだといいな。私の家、おじいちゃんもおばあちゃんも二人で一緒に家事して、夜に一緒にいたりお話したりしてるから、スタンとそうしてみたいなって思ってたんだ」
ゼノ「そういうことは僕ではなくてスタンに直接言うべきだよ、
エレン」
・・・
エレン「スタン、ココア入れるけど飲む?」
スタンリー「貰うわ。食器洗っとくから置いとけよ」
エレン「ありがと。はい、どうぞ」
スタンリー「ああ」
エレン「
…スタン、最近お仕事早いよね。軍もそのあたり何か効率化した?」
スタンリー「あー、
エレンとこ程じゃねぇがな」
エレン「こうしてさ、夜にゆっくりとスタンとお話するのけっこう好き
…」
スタンリー「
…!」
エレン「
…スタン?
……んっ
…」
スタンリー「
…甘ぇ」
エレン「砂糖入れたからね。スタンの方はほろ苦
…煙草味?」
スタンリー「は、かもな。俺もお前とこうしてんのは悪かねえよ」
エレン「それは僥倖」スタンリー「
…次はよ」
エレン「?」
スタンリー「もっと甘いモン寄こせよ」
エレン「角砂糖あるけど大量投下する?」
スタンリー「砂糖の話はしてねぇんよ。欲しいのはそんなもんよりもっと甘いモンだ」
エレン「何だろ
…?」
スタンリー「そろそろ寝んぞ」
エレン「ステビアかな
…?
…お休みスタン」
世界石化後
世界再石化後
【似ている】🆕
ゼノ「君達三人を見ていると本当に僕達と似ているなと思うよ」
千空「前にもんなこと言ってたな
…三人?」
ゼノ「君達で言う杠だよ。意外かな?」
千空「あー、お前らアメリカコンビに付き合える女がいるのは意外だわ」
ゼノ「今は何処にいるのか
…彼女がアメリカを離れたタイミングでこうなるとは思いもしなかったね
…」
千空「(そういや百夜が宇宙に行ってからパスが解けねえって送ってきたリリアンの隠し動画、アレに出てた女が「NASAの科学者」「軍人」って言ってたが
…確か、名前は)
…エレン、か?」
ゼノ「!
…おや、もしかして僕は寝言で彼女の名前でも言っていたのかな?話したことはないはずだが」
ゲン「(ゼノちゃん少し動揺した)」
千空「ククク違ぇよ、百夜が送ってきたリリアンの隠し動画に出てくる女がお前らっぽい奴らのこと話してたんだよ。そいつの名前が確か
エレン」
ゼノ「リリアンの隠し動画
…?
……そうか。
エレンに会う楽しみが増えたよ」
ゲン「
…その
エレンちゃん?ってコ、千空ちゃん達とゼノちゃん達が似てるってことは、スタンリーちゃんの
…」
ゼノ「それは当人達しか分からない話だね」
ゲン「そんな話しちゃっていいの?」
ゼノ「もしスタンが目覚めていたとしても、
エレンは僕らの人質にはなりえないよ」
千空「これ以上人質なんぞいらんわ。マンパワーは腐る程欲しいがな」
ゼノ「おお、そういう意味では
エレンの協力を仰ぎたいところだね。
エレンはガンスミスだ。技術者はいくらでも欲しい」
千空「そいつは欲しいな」
ゲン「ガンスミス?」
千空「あー、アメリカの銃作る専門家」
ゲン「バイヤー」
・・・
千空「感傷にでも浸ってんのか?」
ゼノ「
…そうかもしれないな」
千空「調子狂うわ」
ゼノ「そうか。そのまま調子を狂わせるが聞いてくれないか」
千空「何だよ」
ゼノ「石化装置は死者をも復活させる。なら
…エレンは生きているはずだ」
千空「どんな状態かにも寄るだろうが、死んでんのかその女」
ゼノ「石化から目覚めてすぐ
…スタンが言うには
エレンにはもう会えないだろうと。あれはそういう意味だった」
千空「
……」
ゼノ「だがその少し前まで僕は彼女とメールをしていた。石化した燕の写真を送ってくれてね」
千空「燕
…アレか。少なくとも旧世界における北半球にはいるのか」
ゼノ「ああ。ここからが本題なんだが、僕は
エレンは日本にいるのではないかと考えている」
千空「あー、その根拠の前にまず聞きてえ。スタンリーがその
エレンを死んでるって断言した理由は?」
ゼノ「聞いたが教えてくれなくてね。とはいえスタンが僕に嘘をつくはずがない」
千空「そうか。んじゃ根拠は?」
ゼノ「燕の分布もそうだが
エレンから貰った写真には雑草も写っていてね。記憶の限り特徴を細かく思い出してチェルシーに聞いたら、日本にしかない植物でミツバではないか、と」
千空「雑草じゃねぇわ普通に食うわ」
ゼノ「
…日本人は雑草を食べるのか
…」
千空「引くなよメリケン」
ゼノ「後は
エレンが日本好きな所があるからね。彼女の祖母が日本人というのもある」
千空「成程な。ククク、情報提供ありがとよ。ガンスミス、俺らが貰うわ」
ゼノ「彼女のことだ。きっと我々に協力してくれるだろうが」
千空「あ?」
ゼノ「手は出さないでくれ。スタンに合わせる顔がない」
千空「出さねえよ」
【特徴について】🆕
ゼノ「千空、南米を立つ前に
エレンの特徴を伝えておく」
千空「ああ、動画見たっきりだからな
…」
ゲン「ゼノちゃん、俺もメモ取らせて貰うよ」
ゼノ「ああ」
ゲン「まず見た目から」
ゼノ「背丈は約5フィート3インチ、体重は約110ポンド程か」
ゲン「細か
…えっと計算
…」
千空「160cm50kg。コハクくらいか」
ゼノ「君達の中では一番近いな」
ゲン「ふむふむ」
ゼノ「髪色は金と銀の中間色で僕が最後に見た時はウルフカット、瞳はレッドブラウン」
ゲン「髪色ギルバーのウルフカット、瞳は赤茶
…」
ゼノ「そして次が
エレンの特徴なんだが、まず肌の色が抜けるような白でね。恐ろしく造形が整っていることか」
ゲン「つまり白人の美人さんね」
千空「盛ってねぇか?」
ゼノ「実際に見て判断してくれ。僕は
エレンを初めて見た時、等身大のビスクドールが動いていると思った程だ」
ゲン「どんだけ
…しかしビスクドールねぇ。
エレンちゃん、あまり表情動かないタイプ?」
ゼノ「ああ。全く動かないわけではないが、感情を顔に出すのが難しいと言っていた。僕やスタンの前では比較的そうでもないらしいが」
ゲン「
…(親しい人の前以外では揺らがない、と)」
ゼノ「そしてもう一つの特徴は声だ」
千空「あー、ありゃえらく揺らいでんのな。羽京に聞かせてみたいが」
ゲン「1/f揺らぎかな?」
ゼノ「揺らぎと倍音だ。意図して整数次と非整数次倍音を絶妙に出す」
千空「ククク、成程な、リリアンと一緒に歌っても見劣りしないわけだ」
ゲン「待って情報多すぎるし理解が追いつかないんだけど。倍音?どうこうはともかくとして、
エレンちゃんとリリアンの関係って
…?」
ゼノ「幼馴染で親友だ」
ゲン「え
…それ、は
…」
千空「
…」
ゼノ「
…辛い想いをするだろう」
千空「どの道避けられねえ話だ。受け止めてもらうしかねえよ。ま、復活したらこき使うから月面ロケット作るまでは周りに聞いてる余裕ねえだろ」
ゼノ「初めのうちはそうなるだろうが、いずれ彼女が事実を聞くことがあったならその時は
…(スタンと共に、
エレンに寄り添ってやりたいが今は
…)傍にいるつもりだよ」
・・・
ゲン「ゼノちゃん、言うだけ言ってスッキリしたって感じ。千空ちゃん、その
エレンちゃん見つけるつもりでしょ?」
千空「そりゃガンスミスつったら精密な木工技術と金属加工技術に手先の器用さに数学も出来る上、あの大天才ゼノ先生が認めてるって聞いたらこれからこき使うしかねぇわ」
ゲン「わー会ったことないけど
エレンちゃんカワイソー
…(
…千空ちゃんはそう言うけど、本当は一人になったゼノちゃんに気を遣ってるんだよねえ)」
千空「なんだよ」
ゲン「何でもないよ〜
エレンちゃん捜し、俺に任せて〜」
【恋愛相談】🆕
ゼノ「参考までに聞くが千空、僕と同じ立ち位置である君はどうしているんだ?」
千空「あ?勝手にいちゃつくだろ放置だ放置」
ゼノ「聞く相手を間違えたか
…」
千空「分かりきってたろーが」
ゲン「恋のお悩み相談ならこのメンタリストにお任せ〜!ゼノちゃんのお相手は?」
ゼノ「おおゲン、僕ではなくスタンと
エレンだ」
ゲン「あ〜そっちね〜
…エレンちゃん側の問題だと思うけどね。スタンリーちゃんのこと好きだけど躊躇ってる理由があるよね。そこ何とかしないと」
ゼノ「解決する方法はあるかな?」
ゲン「いっそ喧嘩でもしてくれれば、仲裁って形で介入出来るんだけどね」
ゼノ「難しいな。スタンは常に冷静、
エレンはああ見えて合理的でスタンと喧嘩するような非合理的なことはしないだろう」
ゲン「
…ふ〜ん
…」
千空「ゲスい顔になってんぞメンタリスト」
ゲン「そんなそんな!引っ掻き回すことなんかしないって。宇宙に行くのに支障が出ないんならね
…」
【誰と戦いたくないか】
エレン「実際に戦うならばスタンと司君、氷月君」
スタンリー「ああ、素手勝負で霊長類最強高校生とは殺り合いたくねぇよ。こいつあのマヤにも勝ったんよ」
エレン「さすがだね」
司「俺は君達のような特殊部隊とはもう戦いたくないね」
氷月「そうですね」
エレン「
…私、二人に元特殊部隊だったって言ってないけど誰から聞いたの?」
スタンリー「俺じゃねぇよ。多分ゼノも言わねぇ」
司「うん。君は歩き方に無駄がないし気配を感じにくいからね。何かしら所属しているならスタンリーと一緒じゃないかとカマを掛けてみたんだが」
氷月「銃の取り扱いもそうですが、貴女のナイフ投げは人を殺したことのあるそれでしたよ」
エレン「さすが、武を極めた人には分かっちゃうか」
スタンリー「
…半分はビンゴだぜ」
司「半分?」
スタンリー「こいつは傭兵団の女王サマ。俺が隊長になった時に引き抜いた」
氷月「Mercenaries
…傭兵ですか」
司「
…女王?トップということかい?」
エレン「異議あり」
スタンリー「間違ってねぇだろ」
エレン「全然違うよ。うちは民間軍事会社だよ」
スタンリー「変わんねぇんよ。このやり取り何度目よ」
エレン「あのね、誤解のないように言うと、主に人身売買組織での救助や軍が手を出せない犯罪カルテルを捕らえたりしてたの」
氷月「誤解も何も、それは間違いなく傭兵でしょう」
エレン「傭兵はジュネーヴ条約違反だよ
…」
司「トップであることは否定しないんだね」
スタンリー「銃も武器も含めて戦うってんなら俺は
エレンと戦うのは避けんね」
司「君がそこまで言う程か
…」
スタンリー「
エレンがあん時いたならあんたらに勝つのはイージーゲームだぜ」
エレン「可能性の話だからそうかもしれないし、そうならないとも言えるけれど
…私がアメリカにいたなら、まず日本人とは争わないよ。ゼノを説得するかな」
氷月「何故です?」
エレン「私の祖母が日本人なのも大きいけど、旧世界の貴方達の国を敵に回したら技術停滞するし回らなくなってただろうからね。実際今でも、石化復活液は貴方達から齎されたものだということを考えても同盟組んだ方がいいと思うかな」
スタンリー「
…(その方が、
エレンも生きてそこに居て、ゼノも化学を楽しく続けられて
…そこには俺もいたかもな
…)ま、今更の話だ」
【Voyage】
小ネタ群
【媚薬を飲まないと出られない部屋に閉じ込められた】
スタンリー「俺が飲む」
エレン「待って待って!ただでさえ持続力と持久力のあるスタンがそんなの飲んだら私確実に死ぬと思う
…!私が飲んだほうがいいよ」
スタンリー「馬鹿か、お前が飲んだら俺が我慢出来ると思ってんのか?」
エレン「
…それじゃこれどっちが飲んでも変わらなくない?どの道私が死なない?」
スタンリー「殺さねェよ。楽な方を選びな」
エレン「
…私が飲む
…」
スタンリー「後悔すんなよ」
エレン「(飲んだ)
…っ、ん、んぅ
…スタン
…」
スタンリー「
…クソ、死なねえ程度に抱くかんな」
夢主について
【
エレンの朗読】🆕
スタンリー「とんでもねぇ強力催眠砲」
ゼノ「
エレン、論文発表や講師をやる時はこれを使うといい」
エレン「ボイスチェンジャーなら持ってるよ?ギリースーツ用の」
スタンリー「お前のビジュアルで野郎のダミ声聞かされるこっちの身んなってみろ」
【Doubt】
スタンリー「4」
エレン「ダウト」
スタンリー「チッ」
エレン「5、これで上がりだよ」
スタンリー「ダウトだ」
エレン「残念でした」
ゼノ「
エレン。トランプに仕掛けとかしているのかい」
エレン「してないよ。どうして?」
ゼノ「僕らが出した嘘のカード、ほとんど当てられている」
エレン「そんなことないよ」
スタンリー「少なくとも数枚通り抜けてんぜ?」
ゼノ「ああ。だがそれは
エレンの手札が少ない時のみだ」
スタンリー「言われりゃ確かにな。
…トランプに仕掛けがあるようには見えねぇ。ってことは
エレンに何かあんだろ?何だ?」
エレン「
…秘密だよ」
ゼノ「
…ふむ」
・・・
スタンリー「何だと思う」
ゼノ「考えられるのは彼女の洞察力が人より優れている、もしくは何かでカードを判別している
…」
スタンリー「少なくともトランプに仕掛けはねぇ。傷もねぇし色も同じ。なら
エレンは何で判断してんだ?」
ゼノ「匂いかもしれない」
スタンリー「匂い?」
ゼノ「トランプに匂いが個別で付着していたのではなく、
エレンが僕らの動きを嗅ぎ分けていたとしたら?」
スタンリー「犬かよ」
ゼノ「研究で、犬に恐怖映画を観た人と楽しい映画を観た人の汗をそれぞれ嗅がせたら、恐怖映画の方はストレスを感じ、楽しい映画の方は人懐こくなったというものがあったのを思い出してね」
スタンリー「なら嘘をついた時とそうでない時で嗅ぎ分けてたってことか?」
ゼノ「可能性の話だが」
スタンリー「次は部屋に香水ぶち撒けてやってみっか?」
ゼノ「それは僕らもダメージだな。最も、
エレンにその事を聞くのは躊躇われるな
…」
スタンリー「そうだとすんなら
エレンにとっては弱点にもなりうるかんな」
ゼノ「それもあるが」
スタンリー「?」
ゼノ「本当に匂いを嗅ぎ分けているなら、僕らの匂いも
エレンには分かるという事だ
…僕は
エレンに自分が臭いだの臭うだの言われたら暫く凹む自信があるね」
スタンリー「それは俺も暫くどころか死ぬまで凹むわ」