─翌日の夕方
六龍酒店(ロッロンホテル)宴会場
17H幹部会
少し長引いてるが、特に動きも無し。
警戒して3人がかりで張りつく事も
なかったな。何か食べて帰るか?
聖澤の兄弟は本当に良く似てて、
親父さんと見分けがつかないな。
あ、ドアが開いた。親父さんか?
いや、スーツの色が違うな。
・・・ん?何か嫌な感じだな。
(・・・チーン)
・・・誰だ。
エレベーターが
このフロアに止まったぞ。
!?何だ?
まずい、伏せろ!!
(ダンッダンダンダンッ!!)
くそっ!
いきなり撃ってきやがった!
頭に旗を立ててたぞ!?
まずい!
狙いは俺達じゃないぞ!
しまった!!そうか!
幹部会の部屋に行く気だぞ!?
親父さんが危ない!!
(ダンッダンダンダンッ!!)
(バタバタバタバタ・・・)
くっそー!!
反対側に逃げたか!?
(・・・バタバタバタバタ)
警察ざんす!何事ざんすかーッ!?
銃声がしたざんす!!
兄さん達ーーッ!!大丈夫!?
みなさーん!!大丈夫ですかー!?
ああ!見ろっ!
親父さん撃たれてるよ!?
・・・だめだな。
救急車は呼んだ?
反対側は階段しか無い筈だ!!
ちくしょう!追うぞ!チョロ松!!
救急車はホテルの従業員に
呼んでもらった。
十四松・・・。
親父さん!親父さーん!!
うわーん!!
・・・おい、兄弟が撃たれたのに、
見ろ。 聖澤の兄弟、
誰も顔色ひとつ変えやしない。
ああ。・・・自分達だって狙われる
可能性があるんだから、もう少し
おびえてもいい筈だがな。
チミ達?育ての親だとしても、
もう少し取り乱してもいいんじゃ
無いざんすか?この子のように。
すっかり黒社会に染まりきってる
ざんすね?動じないのはある意味
立派ざんすよ。でもざんす・・・!
刑事!兄さん達を悪く言わないで!
僕の事は放っておいてください!
親父さん!うわーん!!
あんたの言う事ももっともだが、
俺には守るべき弟達がいる。
取り乱している暇などナッシングだ。
闇に身を潜めて鬼を探してるんだ。
街の黒社会が全面戦争になるぞ。
しっかり仕事してくれよ。刑事さん。
し、しっかりやるざんすよ!?
シリアスなシーンでのシェーだって
我慢したざんすっ。
・・・・・・一松兄さん。
僕達どうなるんだろう・・・。