七図 もちぴ
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浮き島の魔法使い:ヴァーレイン



6.過去
⚠️このページにはショッキングな表現が含まれています

⚠️ヴァーレインは兵役期間中に怪我の治療や処置が足りず物資不足で不衛生を極めた環境を生きてきている。ある程度の規模の負傷を放置すると何が起こるかわかっているもしかして傷口にヒルを乗せたりしたんですか⁉️強引な止血のため患部を焼いたんですか⁉️⁉️
元ポスト

⚠️そも痛み止めなぞ存在しない時期に重度の火傷を負ってるってさぁしかも顔絶対に激痛でのたうち回ってる。特に何をしたという訳でもないのに痛みで知らぬ間に叫んでるとかあるぞ。そしてそういった被害者はヴァレ1人ではなくて、負傷者の悲痛な声が野営地から流れ聞こえてくるのか
元ポスト

こういう極端な経験の基盤ができてしまうと、この先を生きていく上で「あの頃と比べればこの程度どうってことない」という感覚の麻痺が起こる。正常な自己判断ができなくなるし、人から言われたところで価値観はそう簡単に変えられない。
元ポスト

ただ民族紛争に伴って戦力をつけたわけではなく、生まれた子供は幼いうちから他民族から武力制圧を退けるために戦闘技術の教育を受けてきている。個々の独学などは存在していなくて、皆統一された知識と技術を持ち得ている。まあ、だからある意味生まれた時から兵士なんだよな。
元ポスト

「兵士」ではなく「民」として戦う。「勝つ」のが目的なのではなく「民の文化を絶やさぬために守る」。「奪われないようにするためには、武器を取らねばならない」。ヴァーレインの出身地は大河のそばに発展した自治都市。水源の周りには人が多くの文明を築く。それらの支配と紛争の話。
元ポスト

ヴァーレインの種族は卵生ではなく胎生なのでヘソがある。ただ出産の際に産道を通るとなると翼の腕部分が母体に強く負担をかけてしまうため、産まれてくるまでは翼がとても小さく、両腕で腹側に抱えるような体勢で育つ。
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それでも出産の事故を防ぐのは難しく、この時代の医療レベルも相まって産後の母体と子供が両者共に無事である確率はとても低い。産まれてくる子供の翼が小さければ小さいほど出生率も母体の生存率も上がることから、ヴァーレインの種族は年々“翼が小さくなっていた”。
元ポスト

生まれつき小さい翼を持つ者たちは成人する頃になっても十分な飛行を可能とするほどの大きさに育たず、有翼人でありながら空を知らない者も現れ始めていた。ヴァーレインはその中でも珍しく長時間の飛行が可能な翼を持っている、それでも羽ばたいて地上から飛び立つことはできない。
元ポスト

ヴ彼らの種は年々翼が小さくなり自由に飛べない個体が増えてきていることから、翼が立派に育つようにという願掛けの意が込められている。このタトゥーが見えるうちは子供、背中の羽根に隠れて見えなくなったら大人になった証拠!といったバロメーターとしても使われていた。
元ポスト

ヴァーレインがうまれるそれ以前の何年も前から口伝されてきた部族の民話。悪天候が続き川の氾濫が繰り返された年に初めて民が生贄を用意したところ、瞬く間に天候が回復したことから「死者は太陽の薪となる」と信じられることとなった。それから民の遺体は大河に流すのが掟として定められた。
元ポスト

太陽がいつも大河の上流から昇ってくるように見えたことから、太陽は夜のうちに大河に沈んで洗われ、日の出の時刻と共に水面から浮かび上がり再び燃えるのだと考えられていた。そのため太陽には毎日火を灯すための薪が必要なのだと、それらを用意して恵みを受け取るのだと代々語り継がれていた
元ポスト

なぜ太陽信仰なのかというと、大河のそばで発展した土地ゆえ雨の災害による影響をダイレクトに受けてしまうから。日の出が見れなければ(雲に覆われて見えない)その後天候が崩れる→川の氾濫の可能性がある。安定した天候のためには太陽のご機嫌を損ねてはならないと民は信じている。
元ポスト

ヴァーレインは部族の言い伝えを正しく学び信じてきたものの、故郷から一人逃れ体力の続く限り長い時間を飛び続け逃げ延びた時、太陽が大河の上流からではなく地平線から昇るのを初めて見てしまった。これまで積み上げてきた信仰の基盤が崩れ始める瞬間を経験している。
元ポスト

ヴァーレインが初めてエアリィフローにやって来た時、複数の浮き島で多種多様な種族がひとつの国を創りあげていることが信じられなかった。それと同時に「俺たちが築こうとしていた世界はこんな姿だったのかもしれない」と静かに悟った。彼はこの国の平穏が未来永劫続くとは思っていない。
元ポスト


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